ますます鴨にやられる

 残念ながらますます鴨にやられています。

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 昨日敷いたお布団の上も足跡だらけ。大きな穴が沢山開いています。もちろん昨日網を張った上も散々踏まれています。足跡が無いのはたった今敷いたところ。網を張る前にお布団を敷き終わらないといけないので、大急ぎで敷きました。幸い鴨が来ているのは池の田んぼだけです。石の田んぼの網も2割ほど張ってない部分があるのですが、まずは池の田んぼを網で覆わなければなりません。

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 こんなに穴だらけです。鴨に踏まれた網に綿マルチが絡まって固まってしまっているので引きはがさなければなりません。

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 研修生のポリさんと一緒に網を張ります。

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 真っ暗になる直前にやっと全面に網を張り終わりました。昨日大きな網を張ったのですが、残った面が複雑な形だったので、2枚の網に分けて、計3枚の網で覆いました。

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 大急ぎで張ったので、端の方や網の継ぎ目に少し覆えて無い部分も残りましたが、多分大丈夫でしょう。これで鴨を撃退できると良いのですが。

鴨にやられました

 朝池の田んぼに行ってみると、昨日敷いたばかりのお布団が鴨にやられていました。

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 全面鴨の足跡だらけです。

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 お布団敷きの続きをやる予定でしたが、鴨対策が先です。防鳥網を張らなければ。

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 網を拡げます。

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 一昨日石の田んぼの網張りを手伝ってくれたKさんがたまたま通りかかりました。お願いしたら手伝ってもらえるとのこと。助かりました。防鳥網の扱いは非常に難しいのです。特に今日張る一番大きい防鳥網を張るのは非常に難しいのです。経験者に手伝ってもらえば随分助かります。

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 何とか張り終わりました。綿マルチはほぼ全部覆えました。一安心です。続きにお布団を敷き始めます。端っこの真っ白い1列が新しく敷いたお布団です。

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 ここまでで時間切れ。あとはポリさんにお願いします。

鴨避けの網を張る

 池の田んぼのお布団敷きも進めたいのですが、パートナーがお布団を敷き終わった石の田んぼに鴨が来ることを心配するので、先に石の田んぼに網を張ることにしました。

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 お布団を敷き終わった石の田んぼ。お布団を敷く前に鴨が泳いでいたので、張っておくに越したことはありません。

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 パートナーが防鳥網を買って来ました。これを張ります。

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 2人掛かりで午後いっぱいかかって何とか網を張りました。長さが2割ほど足りませんが、追加で小さな網を張れば良いでしょう。とりあえず今日はここまでです。

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 反対側から張った網を見たところ。鴨を防げれば良いのですが。

家の田んぼの代掻き

 昼休みの間に十分水が溜まったので、本格的に代掻きを始めます。

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 ドライブハローが大きく見えますが、4往復は必要です。 

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 夕方になって雨が降り始めました。1回掻き終わったので、今日はここまでにします。低速で掻くやり方なので、5aの小さな田んぼですが一回掻くだけで4時間位かかりました。明日水が澄んで来たところで、平面が出ているか確認してもう一度掻きます。特に外周はとりあえず漏水を減らすために高速で掻いただけなので、もう2回位は掻かねばならないかもしれません。

代掻き開始

 トラクターの事故で大幅に遅れていた田んぼの準備ですが、昨日やっと田起こしが終わりました。昨日の午後、パートナーと一緒にトラクターのロータリーを代掻き用のドライブハローに換装しました。朝起きて、さあ今日から代掻きだ、と家の田んぼに行ってみたら、昨日満水だったのに全く水がありません。漏水が激しいようです。外周に波板を入れて水を掛けただけなので、仕方ありません。水口から水を入れて、自転車で他の田んぼを見に行きます。

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 石の田んぼは昨晩から水を掛けていたので満水です。水口を止めました。でも水尻がちゃんと閉まってなくて、ジャンジャン水が漏れています。ポリさんも田んぼは初めてなので要領がわからないのは仕方ありません。とりあえず水を止めました。波板がちゃんと入っていないところもあるのでまだ少し漏水しています。池の田んぼは満水でした。

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水を入れた3枚の田んぼの外周だけでもざっと代掻きをして、漏水を減らす必要がありそうです。石まずはの田んぼの外周を掻きます。

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 次は池の田んぼ。水はほぼ満水です。

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 ただ、一部に高い所があります。昨年減反でジャガイモや野菜を作った時に高畝にした名残です。トラクターで十分均平にできれば良かったのですが、作業が遅れているので代掻きを優先しました。

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 ドライブハローで土を引いて均します。フラップを一杯に下げたところで固定できるので、ハローを回さずに土に入れてトラクターで引きます。逆に窪みを作ってしまったりしてなかなか難しいのですが、ざっと均して後はじっくり代掻きすれば何とかなるでしょう。

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 外周を掻き終わりました。池の田んぼは道路際から水が湧く困った田んぼで、道路際はいつも湿田状態で25馬力クラスのトラクターでははまってしまうこともしばしばです。ただ、水を入れれば土が動いてくれるので、注意深くやれば何とか代は掻けます。

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 家の田んぼの番です。2枚の田の外周を掻いている間に大分水が溜まりました。もう少しあった方が良いのですが、外周を掻く分には大丈夫そうです。しかしハローは大きくて、ほとんど道一杯です。車が通る前に早く田んぼに入らねば。

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 家の田んぼの外周も掻き終わりました。もうお昼です。お昼の間に水が溜まってくれれば、午後は家の田んぼの代掻きを始めたいところです。

水入れ2枚目

 昨日から水を入れ始めた家の田んぼ。

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 24時間でたったこれだけしか水が入っていません。最近水路の伏せ替え工事があったので、その影響のようです。

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 ポリさんに水口を少し掘ってみてもらいます。田んぼ側の原因の可能性もあるからです。

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 残念ながら田んぼ側では無いようです。水路に追加の板を入れて水量を増やします。

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 水量は増えて30分ほどで水は倍位入りましたが、グレーチングが閉まりません。このままでは危険です。車が当たったりしないようにとりあえず石を置きました。水路をほとんど閉じているので、水量が増えると溢れてしまうかも。

 自治会長さんに連絡して見てもらいました。必要なら市に連絡して直してもらわなければなりません。アドバイスをもらってもう少し田んぼ側を掘ってみました。水圧が上がったせいか畦の高い所からも水が噴き出しています。

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 一晩でこの通り。水口の高い所からの水は流れ無くなりました。

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 自治会長さんから「最初の状態に戻して確認してくれ」と言われたので、追加の板を外してグレーチングも元に戻します。グレーチングに巻き付いている紐は、水路をせき止めて水を入れるための板を吊っている紐です。

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 順調に水が入っています。どうも途中が詰まっていて、それが水圧をかけたので大量の水で流されて通るようになったようです。工事の時に土が詰まったのかもしれません。市に連絡する必要はなさそうです。

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 ただ、畦の水尻からかなり漏水しています。

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 こっちはジャンジャン流れています。

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 パートナーに入れてもらった波板がそこら中割れたもの。これでは水は止まりません。新しい波板を入れて2重にしました。

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 漏水は大分減りましたが、これ以上は波板を本格的にチェックしなければなりません。

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 水は順調に入っているようなので、水量が増えている間に直すことにしましょう。

田起こしと大根葉の収穫

 昨日やっとトラクターにロータリーを取り付けましたが、午後いっぱいかかってしまいました。壊れたトラクターからロータリーを取り外すのが一仕事で、新しいトラクターに付けるのも手間取り、ロータリーの取り付けだけで4時間もかかってしまいました。幸い新しいトラクターに作業灯が付いていたので、真っ暗な中で作業を終えることができました。

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 今朝は目が覚めてすぐに田んぼに持って行きました。やっと田起こしを始めることができます。

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 ふと見ると畝に大根葉が。昨秋忙しくて大根は蒔き遅れてしまいました。芽が出たものは全部収穫していただいたのですが、発芽できなかった種子が春になって発芽したのです。端境期で野菜が少ないので、全部収穫して、ありがたくいただくことにしました。

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 ほうれん草もわずかですが生えています。これもいただかなくては。昨秋は全く芽が出ませんでした。日本ほうれん草なので、間もなく薹立ちしてしまうので、植え替えられないのが残念です。大根葉も小さくても薹立ちし始めています。この状態でいただくしかありません。

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 というわけで田起こしをはじめたのですが、早速はまってしまいました。強湿田で、先日のちょっとした雨でぬかってしまったようです。しばらくジタバタしてみましたが脱出できません。家まで歩いて帰り、ブリッジ(渡し板)を持ってきました。これを車輪の下に入れて脱出します。

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 無事脱出に成功。ブリッジは埋まってしまうので掘り出さねばなりません。

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 その後も実は2回はまりかけましたが、自力脱出に成功。一通り起こし終わりました。本当はもう少し丁寧にロータリーをかけたいところですが、作業がかなり遅れているので、代掻きに移行します。

着地不良の解消に苗踏み

 お布団農法では、水が完全に抜けないと苗が「着地」できません。この田んぼで作るのは初めてなのと、昨年は大豆を作って畝が立っていたので、田んぼの高低が良くわかっていません。春先にはずいぶん時間をかけて代を掻きましたが、あちこちに水溜まりがあるようです。

 水が抜けたら、水溜まりの部分は「苗踏み」をしなければなりません。溝も掘りましたが、なかなか水が抜けません。雨で水位が上がってしまったりしましたが、今日は昨晩の雨にも関わらず、田んぼの水位が下がったようです。

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 今年初めての試みとして、わが家のプラスチック製の水タンクを使って「苗踏み」をしてみました。これまでは長靴やカンジキで踏んでいたのですが、今年からの田んぼは3反もあり、足で踏んでいたのでは終わりません。

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 200リットルの容器に1/4位水が入っているので、4-50キロありますが、転がすのでそんなに大変ではありません。小麦の刈り入れがあるので、苗踏みはパートナーがやってくれることになりました。

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 着地不良だと大減収になります。これできちんと着地してくれれば良いのですが。

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 1時間もかからずに結構進みました。

畦草刈りと麦の生育

 昨日雨の中で、何とか網を外し終わった田んぼの片付けに行って来ました。昨日の作業で予想外に疲れたらしく、なかなかエンジンがかかりません。昨日最後の網を外した頃には暗くなり始めたので、最後の網は畦の上に置いたまま。その回収もしなければなりません。涼しいうちに作業してしまえば楽なのですが、炎天下での畦草刈になってしまいました。

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 奥の法面が問題の隣の人の他の法面。一通り刈り終わってほっと一息。濃い緑は稲の色で、草を刈った法面はやや茶色です。

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 逆の法面は本当はうちで刈らねばならないのですが、隣の田んぼの人がこっちの分まで刈ってくれていました。感謝。網を外して杭も抜いたので、残った畦の上面を刈りました。

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 道路側も。最後で疲れて来たのでちょっと刈り残しも。

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 鴨に踏まれて突っつかれたのと、網を外すのにどうしても引きずってしまうので、田んぼの真ん中はちょっと苗が少ない。もっとも色の濃い所には、鴨にお布団を破かれて、雑草が出て色が濃い所もあります。

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 まあまあの育ちです。

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 小さい方の麦畑。こちらの畦草も刈りました。大分色がついて来たので、そろそろ刈り入れ時かと思って水分を計ってみましたが、30%でもう一息です。