月別アーカイブ: 2013年6月
小麦の収穫5日目
朝晩しか作業できませんので、なかなか進みませんが、今日は土曜日。久しぶりに夕方まで予定がないので、一気に麦の収穫を終えてしまいたいものです。
その前に、昨日までの収穫の水分を確認。これまでに4袋、約120キロ脱穀しました。
昨日収穫した2袋は乾燥が必要です。15%以下にしないと品質が低下します。保存にはもっと下げた方がいいのですが、それは後でも大丈夫。
一昨日収穫して昨日広げて干した1袋は大丈夫です。
人参の播種
麦の収穫4日目
雨が上がったので
麦の収穫3日目
雨が上がったので脱穀の続きです。
脱穀機にかけて行きます。
それなりにきれいな麦です。
ただ、1回通しただけでは脱穀し切れていないように見えます。
脱穀機が詰まりやすいようで、麦も一部一緒に排出されてしまうようです。
今日は雨で作業はお休み
今日は雨で作業は出来ません。
刈り取った麦束と脱穀機は簡単に養生しておきましたが、麦束を集めるのに使った運搬車は雨に濡れています。
ジャガイモも畝間に水が溜まっていますが、この程度なら大丈夫でしょう。
茄子と里芋を植える予定の場所も水に浸かっていますが、水に強い作物なので大丈夫かと。
小麦の収穫2日目
昨日から始めた小麦の収穫ですが、昨日は刈り取りだけで終わってしまいました。夜は雨の予報だったので、刈り取った小麦は軽トラに積んで持って帰り、雨が当たらないようにしました。
さて、今日も小麦収穫の続きをやりたいわけですが、まずは刈り終わった分を脱穀しなければ。そこで脱穀機を出してきました。米用の脱穀機です。これまで米にしか使ったことがありません。脱穀機の中には前に使った時に残った米が残っています。麦に米が混じると問題です。オーバーホールして脱穀機の中の米粒を一掃しました。
脱穀機を大きい方の小麦畑に持って行き、昨日収穫した麦束を脱穀しました。小麦は脱穀すると籾殻が取れてしまうので、籾摺は必要ありません。
こう書くと簡単に脱穀できそうですが、実際はかなり苦労しました。これは初めて麦を脱穀するからかもしれません。
普通に脱穀はできるのですが、脱穀しても残る麦が多過ぎます。何度も同じ麦束を脱穀機に通さなければなりません。可能性としては、米より1割低い回転数にしているせいかもしれません。ググった所では、1割回転を上げろ、という意見が多いようです。未熟粒や来年種に使う可能性も考えて、回転を下げたのが原因かもしれません。
送風はその分強くしておいたのですが、それでも藁屑が詰まってしまうケースが頻発しました。
麦畑の外周3条分を脱穀します。
脱穀した麦。籾殻は取れて黒っぽい麦粒になります。桿の一部が混ざってしまいます。これは跡で取り除いた方が良さそうです。
30キロの米袋に2つ近く収穫できました。
小麦の収穫開始
今日も晴天ですごく暑い。ただ天気予報では今晩も雨。明日以降も雨がち。このままでは小麦の刈り取りと大豆の播種が遅れて行きます。昨晩も雨でした。でもこの好天で、ひょっとして麦が乾いているかも。27%まで落ちてくれれば刈り取り脱穀できます。先週30%強の水分がありました。この1週間は雨が多く、昨晩も雨でした。
大きな麦畑。品種はパン用小麦「ゆめかおり」です。小麦を本格的に栽培するのは初めて。肥培管理が悪いと、十分なグルテンが含まれなかったりするそうなので、どの程度パンに向くかは収穫してみないとわかりません。
水分計で計ってみると、14.3%。これは急いで刈らなければ。
小さい方の麦畑も測ってみたい所ですが、まずは登熟が進んでいる大きい麦畑からです。2条刈りバインダーで刈るつもりでしたが、良く考えてみると条間が50センチの所があり、株の真ん中を刈ることになりそうです。
あわてて放置してあった1条刈りのバインダーを掘り出します。動いてくれるでしょうか。キャブが閉固着していましたが、残ったガソリンを抜いてキャブを叩いてみた所、ガソリンが回るようになりました。何とそのままエンジンがかかりました。ラッキー。
刈り取った麦などの株を縛る、専用のバインダー紐を見つけるのに少し時間がかかりましたが、軽トラで小麦畑に運んで早速刈り始めました。
結束機構も問題無く動き、順調に刈って行きます。
残念ながら始めたのが夕方だったので、暗くなってきました。今晩も雨の予報なので、刈り取った束を麦畑に放置すると、雨で濡れてしまうかもしれません。回収して物置に仕舞うために、運搬車を持ってきました。
運搬車で麦束を拾って来て、軽トラに積み込みます。
暗くなる頃軽トラに積み終わりました。屋根の下に保管し、明日できるだけ早起きして脱穀です。
着地不良の解消に苗踏み
お布団農法では、水が完全に抜けないと苗が「着地」できません。この田んぼで作るのは初めてなのと、昨年は大豆を作って畝が立っていたので、田んぼの高低が良くわかっていません。春先にはずいぶん時間をかけて代を掻きましたが、あちこちに水溜まりがあるようです。
水が抜けたら、水溜まりの部分は「苗踏み」をしなければなりません。溝も掘りましたが、なかなか水が抜けません。雨で水位が上がってしまったりしましたが、今日は昨晩の雨にも関わらず、田んぼの水位が下がったようです。
今年初めての試みとして、わが家のプラスチック製の水タンクを使って「苗踏み」をしてみました。これまでは長靴やカンジキで踏んでいたのですが、今年からの田んぼは3反もあり、足で踏んでいたのでは終わりません。
200リットルの容器に1/4位水が入っているので、4-50キロありますが、転がすのでそんなに大変ではありません。小麦の刈り入れがあるので、苗踏みはパートナーがやってくれることになりました。
着地不良だと大減収になります。これできちんと着地してくれれば良いのですが。
1時間もかからずに結構進みました。
人参の播種
近所の人が手伝ってくれることになり、芽がでなかった枝豆の種を蒔いてくれることになりました。人参の畑を用意したのがもう1カ月以上前。これでやっと種を蒔く余裕ができそうです。
30センチ間隔に紐を張ります。4条一畝にして間は1条飛ばして通路にします。農業雑誌『現代農業』で水田除草機で人参の除草ができるという記事を眼にしたので、試してみるためです。
1畝(4条)種を蒔いたところで、パートナーから「里芋の芽が出ているみたい」という報告。マルチ作りなのでマルチを破って芽出ししてやらなければなりません。それに畝間に帯水しているとのこと。地下水位が上がり過ぎると、苗がやられてしまいます。
早速見に行きました。排水溝を掘り、里芋の芽出しもします。ずっと芽が出ず心配していましたが一安心です。真ん中はちょっとだけ植え付けたセロリ。セロリは有機栽培では結構難しく。毎年失敗していますが、今年は水分の多い減反田に植えたので育ちそうです。
同じ減反田のジャガイモ。日照りで厳しいかと思いきや、そこそこ育ってくれています。
茄子もここに植えています。もう1畝準備しているので、植えないともったいないのですがなかなか余裕ができません。
幸い湿気に弱いジャガイモの帯水はさほどでもなく、排水溝も掘って一安心です。