大根と大蒜の追い蒔き他

 春蚕さんにお手伝いいただいて遅れていた作業を進めていきました。

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 1畝だけ大根を蒔いておいたのですが、欠株が多かったので追い蒔きをしましたが、追い蒔きも時間がなく途中になっていました。最初に蒔いた大根は思ったより大きくなってくれていて一安心ですが数が少なすぎます。追い蒔きを終えました。

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 白菜とキャベツはよく育ってくれています。普通はキャベツが青虫にやられるのですが、被害は少ないようです。鶏小屋の畑に白菜とキャベツの苗を少しだけ植えたのですが、そちらもキャベツには虫害がない代わりに白菜は完全に虫にやられてレースのカーテン状態です。こんなことは初めてです。

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 サツマイモの探り掘りをしてみました。掘るには早いかな、というものもありましたが、十分大きくなったものもありました。これも一安心です。

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 大蒜のために用意した畝が1畝残っていました。前回植えきれなかった小さな大蒜やムカゴも植えていきました。

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 この春ではなく、昨年の春から掘り損なったままの大蒜があり、鼠算式に数が増えて数十本芽が出ているところが何箇所かありました。密集しているのでそれぞれは大きくなっていません。掘り起こして植え直しました。

 小さな種球も思った以上にたくさんあり、1畝全部に植えても少し残ってしまったぐらいでした。とにかく大蒜も植え終わりました。

菜っ葉のための肥料を撒く

 種蒔きが遅れているわけですが、種蒔きの前にまず畑を用意しなくてはなりません。

 大分前に草は刈ったのですが、肥料を撒くのと耕すのはできないままでした。肥料を撒くにはそのための機械を、耕すにはロータリーをトラクターに取り付ける必要があるのですが、作業機の交換は1時間以上かかることもあり、後回しになりがちです。

 肥料を蒔く機械は取り付けていたのですが、蒔いたらロータリーで土と混ぜてやらないと無駄が出るので、2台目のトラクターにロータリーを取り付けられないままどんどん遅れていたのです。

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 まずは肥料を撒きました。左側は油粕だけ、右側はその上に牡蠣殻石灰とグアノを撒いています。白いのは牡蠣殻の色です。左側はアブラナ科を中心に、右側は法蓮草を中心に蒔く予定です。施肥量は窒素量で反当30kgです。石灰は撒いた量で15kgぐらいでしょうか。畝幅は1mぐらいでないと除草とかで通路から手が届きません。でも肥料を撒く機械が大面積用で幅が180cmなので、2畝分をまとめて撒いています。

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 ロータリーで浅く耕起します。肥料を土と混ぜるのが目的なので、5cmぐらいの深さです。うちのロータリーの幅は150cmなので、少しずらして往復すると全体が耕起できます。雑草を一通り退治するのも耕起する目的の一つです。

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 隣の畝と同じぐらい生えていた雑草をモアで粉砕して乾燥させたものも一緒に鋤きこまれるので、粗大有機物の補給にもなります。掘り取り機を外してロータリーに換装するのに1時間ぐらいかかったのに、耕起は10分もかかりません。でも手作業だと2時間では終わらないのでなかなか微妙です。

 ともあれ種蒔きの準備が終わりました。早く種を蒔かねば。

トウモロコシの電柵バッテリー交換

 昨日の夜パートナーから、しばらく前からトウモロコシの電柵がおかしいと言われました。正常なら緑のところ赤いランプが点滅しているそうです。

 いや、さっきまで電柵の草刈ってたのに早く言えよ状態ですが、既に真っ暗。朝から出張予定ですが、仕方がないので早起きして見に行きました。確かにおかしい。バッテリー確認モードでも異常です。

 設置した時の起電力は正常だったので、この時期に上がるはずはないのですが。

 文句を言っても仕方がないので、新しいバッテリーと交換したら正常に動き始めました。やはりバッテリーだったようです。

 今年は雨が多く、雑草の成長も旺盛だし、雨で濡れればリークも多くなります。とりあえずそのせいだと思うことにしましょう。早く出張に出発しなければ。

ヒヨコの到着

 自然養鶏をやっている知人にお願いしていた雛が到着しました。

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 この段ボールに雛が25羽入っています。こういう雛運搬専用の段ボールがあるのです。通常は孵化してすぐに輸送します。生まれたてなら100羽入れるのでしょう。農繁期なのでわが家は幼雛を育てる余裕が無く、知人に保温が必要無くなるまで買ってもらいました。

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 鶏舎内で箱を開けた途端に何羽か飛び出しました。元気そうです。20日令(生まれて20日)とのことですが、まだ小さいですね。横斑プリムスロックと他の鶏との掛け合わせだとのこと。品種聞いたのですが忘れてしまいました。多分ロードアイランドレッドとの掛け合わせだと思います。

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 次々と箱から出て行きます。

 ここのところずっとゴトウを飼っていたのですが。品種改良がどんどん進み、鶏が小型化すると共に寿命がどんどん短くなっていました。小さい方が自分の体の維持に必要な餌が少なく、卵になる率が上がるので、養鶏には有利なのです。ただ、昔は7年位寿命があったのが、2年位で死に始めるようになってしまいました。

 大規模養鶏では群れ全体の産卵率が下がれば全部淘汰してしまうので、3年も生きなくても問題無いでしょうが、ちょっとかわいそうです。元祖のプリムスロックが肉卵兼用種で、体も2-3割大きいので、少し長生きしてくれそうです。

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 餌は成鶏用で良いとのことでした。雛に合わせ、給餌器を地面に少し埋める位下げ、水も用意しましたが、地面に落ちている昔の餌を突っついています。まだ小さいので、全部成鶏まで育ってくれるかわかりませんが、みんな大きくなって欲しいものです。

 産卵を始めるのは、早くても10月、遅ければ12月になります。

どこに薩摩藷を植えようか

 昨日出張中に、待ちに待った雨が降りました。日照りで延期していた薩摩藷を植え付けなくては。早速種苗店に苗を予約しました。残念ながらもう遅いので、限られた品種しか無いそうです。みんなこの日照りの中でどうやって植えているのでしょうね。

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 今日も雨がちかも。もっと降って欲しい。

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 麦は逆に水に弱いので、念のため確認しました。帯水しているほどではないので大丈夫です。それほどの降水量ではなかったと言うことでもあります。

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 ニンニクがずいぶん早く枯れ始めたのですが、一息つけるかも。春先寒くて成長が悪く、急に暑くなって枯れ始めたので、生育量が確保できていません。すごく小さなものも。

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 この緑色の雑草を刈って薩摩藷を植えることにしましょう。

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 春蒔いたレタスはあまり発芽が良くありません。

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 大根も発芽率が低く、生えたものも雑草に押されています。日照りで枯れたのか、弱ったところを虫に食べられたのか。

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 さっきの畑だけでは大した数が植えられません。主力はこちらの畑にしましょう。

家の畑の様子

 久しぶりに畑の様子を見に行きました。こんなことではいけないのですが、仕事や米作りが忙し過ぎ、畑まで手が回っていません。種もほとんど蒔いていません。

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 母親に種を蒔いてもらったオクラが発芽しています。

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 高齢なので途中で指示を忘れてしまい、とんでもないことになっていることもあります。そのとき間違って蒔いていたオクラの種を移しておいたのも発芽しました。日照りなので水をやりたい所ですが、ここで水をやるとろくな成長をしません。駄目なら蒔き直すことにして我慢です。

 播種時に十分水をやり、土の保水力さえあれば大丈夫なはず。

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 果菜類の苗を植えた畝も大丈夫そうです。敷き藁をしてあるのは父が自分で植えた苗。一通り大丈夫な様子。

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 ブロッコリー、レタスも順調です。日照りで成長が遅いようですが、根の充実に務めているためでしょう。

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 参考までにお隣の畑の玉葱。立派に大きくなって倒れ始めています。わが家の玉葱は今年は成長が悪く、大減収かも。

トウモロコシの芽が出た

 畑の様子を未に。

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 日照りの中ですが、トウモロコシの芽が出始めました。余りに日照りが続くので、母に水をやってもらった成果です。

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 ニンニクの芽が出ていたので、あわてて収穫しました。もう何日か早く収穫すべきでした。

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 葉玉葱もどんどん薹立ちするので、沢山収穫しました。

白菜とレタス苗の定植

 白菜とレタスのプラグ苗を定植します。プラグ苗(セル苗)は植え付けも手間がかからず、苗代も安くすむのでありがたいのですが、植え付け適期が短いので、普通は予約販売です。菜摘農園のような「ときどき農業」は難しいので、たまたまタイミング良く売りに出ている時しか使えません。

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 まずはリーフレタスを結球レタスの畝の続きに植え付けました。購入して2日ですが、それでも苗の活性が心配になります。幸い大変元気そうです。

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 次は白菜です。苗は100本以上あります。10セルずつ切り分けて売られていたのは既に肥切れ気味だったので、奥の大きなセルを購入してきました。販売店にとっても売れ残りのリスクが大きいのです。一部の葉が黄色くなり始めていますが、子葉もまだしっかりしているので、活着には問題無いでしょう。まずたっぷり水をやっておきます。

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 マルチを張ります。2条植えにするので、まず畝の真ん中に溝を掘って割肥にします。深く掘る必要はありません。肥料が土で大体隠れる程度。白菜は肥料要求量が多いので、反当窒素量で40キロ相当の油粕を入れてマルチを張りました。

 菜摘農園の基本はマルチ張りっ放し栽培です。でも寿命が来たマルチは張り替えます。その場合も、ジャガイモなどの収穫時に剥がしたマルチの再利用に心がけています。再利用なので穴だらけですが、充分効果があります。穴が大き過ぎる場合は2枚重ねて張ります。

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 プラグ苗は小さいので、幅の狭い移植ごてを土に刺し、移植ごてを前後に動かしてできた穴に充分植えられます。マルチに指で穴を開けてから移植ごてを使っても、移植ごてを直接マルチに刺してマルチの穴あけと植穴作りを一遍にやることも出来ます。

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 穴にたっぷり水を入れます。地下にモグラ穴などがあると、入れた端から流れて行ってしまいます。その場合は土を入れたり踏んづけたりして穴に最初は水が溜まるようにします。

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 一杯に入れた水が減って行きます。減り方が速いときは保水力が足りないので、追加で水をやることもあります。

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 すっかり水が染み込んだところで植え付けできます。

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 プラグ苗を置きます。穴が浅過ぎる場合は指でちょっと窪みを作ってやって、ちょうど良い深さにします。

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 周りの土を苗の根鉢(土の部分)に押し付けます。実際には両手で土を寄せますが、片手はカメラを持っているのでご容赦。このとき、根鉢を両側から、または上から押しつぶさないよう気をつけます。重要なのは根鉢と周りの土が密着することですが、そのために根鉢を押しつぶすと根が弱ってしまいます。

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 1時間ちょっとしか時間が無かったので、30本しか植えられませんでした。レタスと合わせて40本弱。苗100本分の畝の準備も含めてですが、思ったより時間がかかってしまいました。しきっ放しマルチに植える場合は、マルチの両側の通路に施肥して、余裕があれば軽く土をかけたり土と混ぜたりします。時間が無い時は少しい多めに肥料を撒いてそのままです。

 出張の時間になったので、続きは明日。

ニンニクの植え替えの続き

 今日は午前中しか時間が取れないので、早起きしてニンニクの植え替えの続きをしました。

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 左側が植え替えが終わった畝。真ん中はまだ途中なので、手前以外は生い茂っています。掘り残しの株から、何本もまとめて芽が出ているためです。

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 一昨年ニンニクを作った場所にも、少しですが掘り残しから芽が出て、2年目に入った苗が取れたので、移植しました。その隣にラッキョウのようなものが生えていました。抜いてみましたがラッキョウとはちょっと違うかも。自生したノビルかもしれません。

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 掘ってしまったので、隙間に植えておきました。

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 午前中はここまで。真ん中の列の茂みが少し減りました。午後も1時間ほど作業して、9割以上植え替えが終了しましたが、時間が無くて写真は撮れませんでした。右側は種球を植えた畝。大分芽が出てきました。