麦の種蒔きで稲刈を中断したままのこの田んぼ。父が手刈りしてくれていますが、まだ刈り終わりません。最初の稲刈りから3週間ぐらい経ってしまったので、最初に刈った分は脱穀した方が良いと思い脱穀機を持ってきました。脱穀すれば稲架も開くので、新しく立てなくても刈り終わった稲束を干すことも出来ます。
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ちょっとだけ稲刈り
昼頃から陽が射してきました。夕方仕事が一段落したので、中断していた稲刈りを再開することにしました。
昨日の雨で水がたまっているところもありますが、水が引きやすい奥の方は刈れそうです。父が休憩しています。
他に気になることも沢山あるんですが、父が毎日、手刈りしてくれているので、機械で刈れるところは刈っておきたいのです。
刈ったままの稲束も沢山ありますが、バインダーを使えるのは自分だけなので、少しでも刈っておきたいのです。稲架に掛けるのは、パートナーにもできます。
1時間以上頑張りましたが、暗くなってきました。雨じまいしたバインダーの後ろが、機械で刈れるところの残りです。ほんのちょっとで、倒れてなくて乾いていれば15分もかかりません。それが、倒伏してぬかるんでいると、2-3時間はかかります。
来年は倒さないよう気をつけるとして、少し暗くてもできる作業をして終了にしましょう。稲架を立てるのです。写真に、材料が見えます。
三脚を立て終わった頃には暗くなりました。見えるかな。
見えないと思いますが、完成しました。今日の作業はここまで。出張中に、パートナーが少しずつ進めておけます。
脱穀は無理でしたが稲刈が進みました
残念ながら昨晩もかなりの雨が降りました。幸い朝起きたら雨は上がっていましたが、曇っていて、これでは田んぼも稲も乾燥しません。稲刈は無理だと思い、仕事をしていました。ところが天気が良くなって来て、気温も上がって来ました。太陽の光が当たれば、稲も乾燥して脱穀が出来るかも。昨日運んでおいた農機が活躍してくれるかもしれません。
昼前に先輩のFさんが手伝いに来てくれました。父やパートナーも参加して4人で、そろそろ乾燥したかもしれないと、青木の田んぼに出かけました。到着して早速、水分計で乾燥状態を測ってみました。残念ながら昨日よりさらに水分が増えています。夜かなりの雨だったので、少々日が照った位では乾燥しなかったようです。幸い田んぼの表面はかなり乾燥しています。
残り2品種の稲刈をすることにしました。昨日刈り始めたところでぬかるみにハマってしまった。バインダーの救出からです。軽トラックに農機を積む時に使うアルミのブリッジ(渡り板)をタイヤの下に差し込めば比較的簡単に自力で脱出できます。昨日は田植えした稲だけ刈って、お布団農法の稲はもう少し登熟を待とうと思っていましたが、脱穀できないとなると時間が無駄になります。両方まとめて刈ってしまうことにしました。
ほんの一部雑草が多いところは手刈りしました。それ以外の乾燥しているところは、刈りながら目立つ雑草を抜きながらでしたが、稲が倒伏していないので2条刈りのバインダーで短時間に刈ることができました。
2条刈りのバインダーの出番はここまでです。不思議なことに、セットしたバインダー紐が最後の一束でちょうど無くなりました。
この田んぼは水口の方に水が溜まりやすく、ぬかるんでいます。
2条刈りのバインダーでは難しい、ぬかるんでいる部分を1条刈りのバインダーで刈ります。
バインダーで刈っている間、他のメンバーは、隣の田んぼの水が沢山溜まって1条刈りバインダーでも入れないところを手刈りしてくれました。
刈った稲は紐で束ねなければなりません
1条刈りのバインダーでもハマり始めたので、刈り取りはここまでにして、稲架を組み立て、稲束を掛けて行きます。バインダーが刈り取って結束してくれた束を、運搬車で拾い集めます。
稲架の材料が充分無かったので、3段に掛けることになりました。先に干した分の脱穀が出来れば、稲架が空くので、そこに掛ければ良いと思っていたのです。2段位なら比較的大丈夫ですが、3段掛けると上の方が重くなり、回転して下に落ちてしまいがちです。そうならないようにするには、1段目を隙間無くぎっしり掛けると回りにくくなります。それでも落ちてしまうことがあり、時々見回って掛け直します。
幸い刈った分は全部干すことができました。作業終了時の状況です。手前左側のくぼんだ形に稲が無いところが1条刈バインダーで刈れたところです。残りは水溜まり状で1条刈バインダーも沈んでしまうので、次回手刈りすることになります。一応排水溝を掘っておいたので、天気が続けば乾燥してくれ、機械で刈れるかもしれません。