ちょっとだけ稲刈り

 昼頃から陽が射してきました。夕方仕事が一段落したので、中断していた稲刈りを再開することにしました。

image

 昨日の雨で水がたまっているところもありますが、水が引きやすい奥の方は刈れそうです。父が休憩しています。

image

 他に気になることも沢山あるんですが、父が毎日、手刈りしてくれているので、機械で刈れるところは刈っておきたいのです。

image

 刈ったままの稲束も沢山ありますが、バインダーを使えるのは自分だけなので、少しでも刈っておきたいのです。稲架に掛けるのは、パートナーにもできます。

image

 1時間以上頑張りましたが、暗くなってきました。雨じまいしたバインダーの後ろが、機械で刈れるところの残りです。ほんのちょっとで、倒れてなくて乾いていれば15分もかかりません。それが、倒伏してぬかるんでいると、2-3時間はかかります。

image

 来年は倒さないよう気をつけるとして、少し暗くてもできる作業をして終了にしましょう。稲架を立てるのです。写真に、材料が見えます。

image

 三脚を立て終わった頃には暗くなりました。見えるかな。

image

 見えないと思いますが、完成しました。今日の作業はここまで。出張中に、パートナーが少しずつ進めておけます。

ひたすら手刈り

 一番大きな貯水池のそばの田んぼ(池の田んぼ)は、水がしみ出して来て、乾燥しない場所があります。稲刈機(バインダー)で刈れるところは刈り終わってしまったので、今日から手刈りの開始です。

 僕は午前中は会議があったので、手伝いに来てくれたK先輩と父に先に刈り始めてもらいました。

倒伏した稲を手刈りして束にする

 水溜まり状態でぬかるむ田んぼでの稲刈は重労働です。しかも今年は雑草大繁殖の上に稲が倒伏しているので、さらに大変です。先週雨が降ったので、水が一段と増えています。

倒伏している稲と刈り取った稲

 会議が終わり僕も参加。会議の参加者のFさんも手伝ってくれ、4人で刈りましたが、まだかなり残っています。作業終了時の写真を撮ったのですが、暗くなるまで作業していたので、写りが悪くてよく見えませんね。

まだかなり残っています

 でも主なところはバインダーで刈り終わり、稲架に掛けて乾燥中です。

沢山刈って乾燥中

脱穀は無理でしたが稲刈が進みました

 残念ながら昨晩もかなりの雨が降りました。幸い朝起きたら雨は上がっていましたが、曇っていて、これでは田んぼも稲も乾燥しません。稲刈は無理だと思い、仕事をしていました。ところが天気が良くなって来て、気温も上がって来ました。太陽の光が当たれば、稲も乾燥して脱穀が出来るかも。昨日運んでおいた農機が活躍してくれるかもしれません。

 昼前に先輩のFさんが手伝いに来てくれました。父やパートナーも参加して4人で、そろそろ乾燥したかもしれないと、青木の田んぼに出かけました。到着して早速、水分計で乾燥状態を測ってみました。残念ながら昨日よりさらに水分が増えています。夜かなりの雨だったので、少々日が照った位では乾燥しなかったようです。幸い田んぼの表面はかなり乾燥しています。

 残り2品種の稲刈をすることにしました。昨日刈り始めたところでぬかるみにハマってしまった。バインダーの救出からです。軽トラックに農機を積む時に使うアルミのブリッジ(渡り板)をタイヤの下に差し込めば比較的簡単に自力で脱出できます。昨日は田植えした稲だけ刈って、お布団農法の稲はもう少し登熟を待とうと思っていましたが、脱穀できないとなると時間が無駄になります。両方まとめて刈ってしまうことにしました。

 ほんの一部雑草が多いところは手刈りしました。それ以外の乾燥しているところは、刈りながら目立つ雑草を抜きながらでしたが、稲が倒伏していないので2条刈りのバインダーで短時間に刈ることができました。

乾燥している部分は刈り終わりました。

 2条刈りのバインダーの出番はここまでです。不思議なことに、セットしたバインダー紐が最後の一束でちょうど無くなりました。

御苦労様でした

 この田んぼは水口の方に水が溜まりやすく、ぬかるんでいます。

ぬかるみに生えている稲

 2条刈りのバインダーでは難しい、ぬかるんでいる部分を1条刈りのバインダーで刈ります。

1条刈りのバインダー

 バインダーで刈っている間、他のメンバーは、隣の田んぼの水が沢山溜まって1条刈りバインダーでも入れないところを手刈りしてくれました。

手刈り

 刈った稲は紐で束ねなければなりません

稲を束ねる

 1条刈りのバインダーでもハマり始めたので、刈り取りはここまでにして、稲架を組み立て、稲束を掛けて行きます。バインダーが刈り取って結束してくれた束を、運搬車で拾い集めます。

運搬車で稲束を回収

稲架に掛けて行きます

 稲架の材料が充分無かったので、3段に掛けることになりました。先に干した分の脱穀が出来れば、稲架が空くので、そこに掛ければ良いと思っていたのです。2段位なら比較的大丈夫ですが、3段掛けると上の方が重くなり、回転して下に落ちてしまいがちです。そうならないようにするには、1段目を隙間無くぎっしり掛けると回りにくくなります。それでも落ちてしまうことがあり、時々見回って掛け直します。

 幸い刈った分は全部干すことができました。作業終了時の状況です。手前左側のくぼんだ形に稲が無いところが1条刈バインダーで刈れたところです。残りは水溜まり状で1条刈バインダーも沈んでしまうので、次回手刈りすることになります。一応排水溝を掘っておいたので、天気が続けば乾燥してくれ、機械で刈れるかもしれません。

今日の作業は終了