玉葱植え付け1日目(マルチ張り)

玉葱の植え付けのために、減反田にマルチャーと管理機を持ってきました。

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軽トラからまずマルチャーを下ろします。

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マルチをセットして、管理機に取り付けます。使用しているマルチは、幅95センチの黒マルチに、5センチの穴が縦横15センチ間隔で5列並んでいるものです。

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少し引いて張ってみます。

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1列張れました。ちょっと曲がっていますがまあまあです。午後になってしまいましたので、ここでお昼にします。

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食事の後は、午前中は玉葱の苗取りをしていた父とパートナーにも参加してもらい、マルチは1人で張れるので、玉葱の苗を植え始めてもらいました。

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マルチの穴の下の土に棒で穴を開け、玉葱の苗を落として植えて行きます。マルチは4列張れました。玉葱は色々な品種を作っていますが、まず早生から植えて行きます。この後もう1列マルチを張り終わったところで暗くなってしまいました。今日はここまでです。

既に例年の1週間遅れですが、玉葱の植え付けを始めることができました。幸い気温が高いので何とかなりそうです。

 

塩田平便り:稲刈をちょっとやって玉葱畑の準備

 塩田平は週末2日とも強い霜が降りました。近くの山も色づき始め、田畑の周りの紅葉も進みました。天気が良いと、景色が本当にきれいです。強い霜が降りれば夏野菜は枯れてしまいますので、その前に収穫を終えなければなりません。時間的に、出来の良い夏野菜と南瓜のすぐ見つかる分だけしか収穫できませんでした。南瓜畑は部分的に雑草のジャングルになっていて、ジャングルの中の南瓜はすぐには見つからないのです。でも霜も直接降りませんので、気温がこれ以上下がる前に収穫すれば何とかなります。ピーマンなどは実も傷んでしまいがちですが、来年のための種蒔きが遅れているため、そちらを優先しているので、野菜の様子を見に行く余裕も無い状態です。

 先週は麦畑に切り藁を撒きました。近所の知り合いの大工さんが藁カッターを持っているので、それを借りて来たので仕事は早かったのですが、それでも4日かかりました。もちろん仕事もありますし、稲刈中断中の4枚目の田んぼの稲架が、強風で倒れてしまったのを直したりもしていたので、丸々4日かかったわけではありません。藁を撒き終わったので週末は稲刈に戻りたかったのですが、稲束を干す稲架が足りなそうだったのと、何週間も干して乾燥が進んでいたので、早く刈った分は2日がかりで脱穀しました。籾で180キロ位あったでしょうか。週明け雨の予想だったので、その前にと稲刈を再開しましたが、残念ながらぬかるみに阻まれて、全部は刈り終わりませんでした。

 もう一息なのですが、長靴が取られてしまうほどで、倒伏した稲も泥に埋まっていたり、大きな稗が生えていたりで苦戦して、残っていた稲の半分強を刈ったところで時間切れになってしまいました。刈り終わった稲束の稲架に掛ける作業は母やパートナーがやってくれたので、かなり進みました。面積的には、全部の田んぼの7割が刈り終わり、6割が脱穀まで終わったことになります。今刈っている4枚目の田んぼで残っているのは3%あるかないかなので、刈ってしまって切りを付けたいのですが、足場が悪いので半日はかかりそうです。遅れている玉葱の苗の植付け準備ができてしまう時間です。遅れている玉葱を優先しなければなりません。

 今年の玉葱は小さな減反田に植えます。水はけを良くするための弾丸暗渠を引いたまま、手つかずでした。家から近いので、耕耘機にライムソワーという、石灰を撒くための機械を付けて、耕耘機に引っ張ってもらってライムソワーに乗って減反田まで行きました。ライムソワーでも、油粕や牡蠣殻、グアノなどの粒状の肥料なら撒くことができるのです。肥料を配合して混ぜ合わせて撒きます。肥料を撒くのに4時間ほど、それからトラクターで耕すのに2時間ほどで何とか玉葱を植える準備ができました。今年はマルチを張って作るつもりなので、マルチを張るところまでやりたかったのですが、このまま出張です。今週はこれから3日間、先週は東京3往復と出張が多く、早起きして田畑に行ける日があまりありません。

 麦の種蒔きが終わったので、この時期大きいのは田んぼと玉葱だけです。小さいものでは、ニンニクや豌豆など、10月に種蒔きする予定だったものは遅れています。でもこの秋は暖かいので、今でも間に合うかもしれません。9月に種を蒔いた、大根や野沢菜などの冬野菜は順調に成長して、すっかり大きくなりました。主作物は専門機関に放射能検査に出していますが、幸い今のところ全く検出されていません。初収穫の春菊をおひたしにしてみましたが、本当においしい。野菜一つで幸せな気分になれるというのは、本当に幸せなことです。塩田平冬はそれなりに寒いので、もうしばらくすると、出来ないことの方が多くなります。何をするか迷っている今が、一番楽しい時かもしれません。

玉葱植え付け準備(肥料撒きと耕起)

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 昨日運んでおいた肥料を撒きます。まず肥料を混ぜ合わせ、ライムソワーに入れます。

 前半、ライムソワーから落とす肥料の量の調整が多過ぎて、撒き過ぎてしまい、その調整に時間がかかってしまいましたが無事撒き終わり、出張前に何とかトラクターで耕起し終わりました。出張中に手伝いに来てくれる人がいるので、運が良ければ植え付け始めてもらえるかも。

玉葱植え付け準備(肥料撒きの準備)

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昨日肥料を撒くためのライムソワーや肥料を運んでおいたのですが、それだけで1時間かかってしまったので、肥料撒きは今日に持ち越しました。

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この減反田に撒きます。大分遅れているので、頑張らねば。

ちなみに施肥量は、1aあたり油粕40キロ、グアノ10キロ、蛎殻石灰10キロです。成分量は窒素2キロ、リン酸2キロ、石灰4キロ(蛎殻はすぐには効かないので別計算)。

毎年施肥量には悩みますが、今年はマルチ作りに挑戦してみるので、全量元肥です。

 

残念ながら今日の稲刈りはここまで

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 本降りになって来て、田面が緩んで足を取られてしまって稲刈が難しくなって来たので、今日はここまでです。残っているのは、右側の一部だけで、全体の1-2%位かと思うのですが、激しくぬかるんでいるので、後半日はかかりそうです。

玉葱植え付け準備(溝掘り)

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 玉葱は減反田に植える予定です。

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 溝掘機で排水溝を掘ります。

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 一通り溝が切れました。細かいところはスコップや鍬で仕上げてやらねばなりませんが、機械のお陰でずいぶん楽ができます。今日は田んぼに回りたいのでここまでですが、少し前進。

玉葱を植える準備開始

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 雨の予報だったので、ゆっくり起きたら降っていません。慌てて用意して、畑から溝掘りの機械を取ってきました。

 田んぼも遅れていますが、その影響で、玉葱の植え付けが危機的なのです。減反田で作る予定なので排水が悪く、雨でぬかってしまうとこの後の作業が遅れてしまいます。弾丸暗渠は掘っておきましたが、明渠も必要です。雨の前に溝が掘れればラッキーです。

とりあえず脱穀

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 麦の種蒔きで稲刈を中断したままのこの田んぼ。父が手刈りしてくれていますが、まだ刈り終わりません。最初の稲刈りから3週間ぐらい経ってしまったので、最初に刈った分は脱穀した方が良いと思い脱穀機を持ってきました。脱穀すれば稲架も開くので、新しく立てなくても刈り終わった稲束を干すことも出来ます。