小豆もそろそろ収穫です。
幸いまだ脱粒はしていない様子。ただ、同じ畝なのに、こっちと
反対側で
随分状態が違います。
小豆もそろそろ収穫です。
幸いまだ脱粒はしていない様子。ただ、同じ畝なのに、こっちと
反対側で
随分状態が違います。
霜にやられる前に、少しでも収穫します。
寒くなって来たので、高いところにある畑の見回りにきました。そろそろ霜が降りそうなので、作業の見積りを立てるためです。
うーん。南瓜が枯れてしまっています。霜が降りたということです。家の周りは大丈夫だったので、ちょっと甘くなっていました。霜や低温に当てると、品質や保存性が低下してしまうのです。
まだ強い霜ではないと思いますが、収穫を急いだ方がよさそうです。
ただ、南瓜畑はジャングル状態。収穫は宝探しです。
南瓜畑の隣の畑の電柵はちゃんと働いている様子。小豆や薩摩芋も早く収穫しなくては。
植え付け終わりました。種ニンニク1キロで127株でした。穴に入れただけで、頭が見えていますが、雨などで埋まって行くので大丈夫です。日にあたるとニンニクが緑色になってしまうので、必要なら春先に土を被せてやります。
今日植えたのは買って来た種球ですが、今年自分で作ったニンニクも種球にして、残りを植えます。
昨日母に種ニンニクをバラしておいてもらいました。
これから昨日用意した畝に植え付けます。棒で穴を開けて落として行きます。
来年減反なので、2枚の田んぼで麦を作る予定だったのですが、稲の全面倒伏による稲刈の遅れで手が回っていませんでした。
10月も終わってしまうので、一昨日から稲刈をお休みして麦作りの準備に入っていましたが、天気予報で今日は雨。最初午後からだったのに午前中からになってしまい、少しでも終わらせようと5時に起きて作業をはじめました。
トラクターで起こし終わったのが9時。それから初めて使う播種機の取り付けをはじめたので、種蒔きまで辿り着かないと思っていたのですが、3時頃までほとんど雨が降らず、何と2枚とも種蒔きが終わってしまいました。
あわよくば稲刈も、と思ったのですが、直後から本格的な雨になってしまいました。麦の種蒔きが終わっただけでも大変ラッキーでした。
昨日に引き続き、玉葱植付の準備です。粗大有機物が嫌いな玉葱のためにまず雑草を片付けて土壌を露出させます。そこに肥料を撒き、耕します。
刈払い機で刈った草を集めて片付けたのに、さらにハンマーナイフモアで刈ってレーキで集めると、結構な量の草が集まります。それを運搬車に載せて片付けます。
隣の畑も南瓜を植えた跡です。刈払い機で刈りながら取り残しの南瓜を探したいのですが、時間が無いので直接モアで刈ることにしました。
残念ながらモアで南瓜をいくつか粉砕してしまいました。小さい南瓜は弾かれて、傷だらけですが食べられそうなものもあります。
台風の影響もあり、最近塩田平では毎晩のように雨が降っています。秋雨の時期なので仕方ありませんが、この時期の農作業は天気次第です。幸い昼間は晴れることが多かったので、この週末に2枚目の田んぼの稲刈が終わりました。終わりかけで台風の雨が降り出しましたので、少し残った作業がありますが、ほぼ終わったと言えます。台風の雨で稲架の一部が折れてしまいましたが、修理できました。先週末で面積的には1/3刈り終わり、1/5脱穀が終了というところです。家の近くの残った2枚の田んぼの稲ももう刈り入れ時です。例年なら、稲刈が終われば一段落なのですが、来年全部の田んぼが集団減反に入ってしまったので、麦を蒔かねばならず、稲刈を急ぎたいところです。ただ、運搬車や稲刈機(バインダー)のエンジンがかからなくなるなど、機械類のトラブルが多発しています。
雨の影響で田んぼに入れない日は、ジャガイモの掘り残しを覆っている雑草を刈りました。畑も土が乾いておらず、草刈機が滑ってしまって草刈が進まなくて困りました。この水分ではジャガイモは掘れません。田んぼが乾けば稲刈を優先したいところですが、さすがにジャガイモから芽が出そうです。芽が出るとすぐに食べられなくなってしまうので、どちらを優先するか悩ましいところです。昨晩も雨が降り、ジャガイモはとても掘れそうにありません。1枚の大きな田は水が溜まってしまい、こちらもどうしようもありません。でも、もう1枚の小さな田は表面に水が無く、バインダーは若干のぬかるみなら、刈れるので、こちらの田んぼの稲刈をすることにしました。ところがバインダーのエンジンがかからない。キャブレターのガソリンを抜いてみると何と水です。
水を抜いたらエンジンはかかりましたが、残念ながらこの田んぼの稲は激しく倒伏しています。稲を手で引き起こして、バインダーで刈れる方向に向け直してやらねばならないのと、畦際一杯まで稲が立っていて、外周は手刈りしなければならなかったので、3時間がかりでバインダーで1周も稲が刈れませんでした。例年なら、少々倒伏していても、無理矢理バインダーで刈り取ってしまい大分お米を無駄にしていました。時間が無いので時間効率を優先していたのです。でも原発事故以来、安全な食べ物を少しでもたくさん作りたいので、収量を優先するようになりました。耕作している全ての農地で、最低1作物は放射能測定に出していますが、幸い塩田平で作った作物からは、これまで放射能は検出されていません。
最初に刈って先週脱穀をはじめた田んぼは、今年初めて借りた田んぼです。収穫したお米をゲルマニウム測定器で測定してもらいましたが、検出下限1ベクレルでセシウムは不検出でした。脱穀の方は無事終了しました。新米が残り少なくなったので、週末に籾で60キロ精米してもらい、45キロの玄米になり、精白してもらったので、40キロぐらいの白米になったことでしょう。なかなか人に送る準備をする余裕がありませんが、とりあえず子供達に少し送りました。藁の回収までは終わっていませんが、次の田んぼの稲刈が優先です。藁にはとりあえずシートをかけておいたのですが、風で飛んで雨に当たってしまいました。また拡げて乾燥させねばなりません。
畑の方は、白菜の発芽が悪いと言うか、小さいうちに虫に食べられてしまい、半分も残っていません。野沢菜は、1畝はうまく発芽しましたが、もう1畝は失敗の模様。発芽しなかった場所には他のものを植えたいところです。ニンニクや葱、豌豆などの種もそろそろ蒔きたいところですが、稲刈で忙しくそこまで手が回りません。発芽が遅かった法蓮草もやっと芽が出てきました。野沢菜と法蓮草は同じ日に種を蒔いたのですが、野沢菜と大根葉はすっかり大きくなって、間引き収穫していただいています。ずいぶんと成長が違うものです。父が家の近くの畑に蕪や法蓮草を蒔いてくれたので、冬越しの法蓮草も何とかなりそうです。動物に一部を食べられてしまった薩摩藷ですが、先日やっと電柵を設置しました。これで被害が止まるとよいのですが。
先週稲刈したお米を、この週末に早速脱穀して精米し、いただきました。少し前に水分を計ったら18%強だったので、さすがに高過ぎるかと迷ったのですが、土曜日に測ってみたら16.2%でした。長期保存するには水分が多過ぎますが、新米として年内に食べてしまうなら水分が多めの方がお米はおいしいのです。その意味では少し乾燥が進んでいる位です。稲架が折れかけて、干している稲が地面に触れそうな部分があったので、その部分だけ脱穀することにしました。村の精米所は日曜日だけの営業なので、土曜日に脱穀すればすぐに精米してもらえます。籾で50キロほど脱穀し、翌日精米してもらい31キロの白米になりました。早速いただきたいところでしたが、すぐに出張だったので、火曜日に新米をいただきました。やはり新米はおいしい。
普段は、備蓄している3年前に収穫したお米をいただいています。お米は時間と共に味が落ちます。でも有機栽培で籾保存しているので、それなりの味で特に不満はありませんでした。精米したのは、今年初めてお借りした田んぼで、有機栽培とはいえいわゆる移行栽培です。でも食べ比べてみるとやはり違います。それでもおいしいのが新米の力なのかもしれません。お米がおいしいと、ついたくさん食べてしまいます。先週末から、翻訳をお願いしている平井さんが遠方から手伝いにきてくれました。それに間に合うように新米が用意できてラッキーでした。人手もあるし、先週末には最初の稲刈から1週間経ったので、ほかの田も稲刈できるかも、と思っていたのですが、そこまで登熟が進んだ田んぼはありませんでした。どうも1枚の田んぼだけ特別に生育が良かったようです。
天気が良いと1日に1%ぐらい水分が下がることもあるので、稲架掛け中の残りのお米もすぐに精米できるかと思いましたが、何と週末は雨。水分が戻ってしまいました。晴れた後で水分を計ってみましたが、4箇所の平均で16.4%。1%以上下がらないと脱穀できません。豆の畑の草を刈ったり、種蒔きが遅れている蕪などを植える場所を用意したりと、米作り以外にもやらなければならないことは沢山あります。平井さんに手伝ってもらって、薩摩藷の除草をしていると、薩摩藷の畝が荒らされています。猪かもしれません。ただ、足跡が見つからないので、ハクビシンなどの小動物かもしれません。電柵を張らないとみんな食べられてしまいます。電柵を張るには外周の雑草を全部刈らねばなりません。
作物からはなれた雑草は、緑肥なので伸び放題にしていたのですが、電柵の近くに雑草があると、電気がリークしてしまって電柵として機能しないのです。暗くなるまでに、外周の草を刈り終わったので、翌日には電柵が張れそうです。と思っていたら、翌日田んぼのお米の水分を測ってみると、15.1%に下がっていました。被害が拡大する前に、電柵も早く張りたいのですが、乾燥し過ぎるとお米の味が下がってしまいます。急遽脱穀に変更です。3人で午後一杯脱穀しましたが、半分終わったところで暗くなってしまいました。幸い天気予報では雨はなさそうです。明日も脱穀が優先です。出来るだけ早く、乾燥が進まないうちに脱穀してしまいたいものです。脱穀した後の藁も、雨に当ててしまうと乾燥させるのが大変なので、藁の片付けまで終わると良いのですが。
塩田平もちょっと涼しくなってきました。昼頃農作業をしていてもあまり汗をかかずにすむこともあります。種蒔きが遅れているので、日中も作業できるのはありがたいことです。でも週末は暑く、汗で下着がびしょ濡れになってしまいました。種蒔きは軽作業なので、これ位の気温なら耐えられるのですが、問題はここのところ1週間ほど、全くと言っていいほど雨が降らないことです。天気予報でも今後も1週間以上雨の気配がありません。週末に知人が手伝ってくれ、何とか白菜の種蒔きまで漕ぎ着けたのですが、雨が降らねば芽が出ません。芽が出なければ無理して種蒔きした意味が無くなります。
白菜は畑にマルチというポリエチレンシートを張って作っています。生育促進と雑草の抑草、それに肥料の有効利用と、良いところが多いのですが、マルチ張りが大変です。薄いシートなので、風が吹くと特に大変です。普通は外周に溝を掘って裾を全周土に埋めるのですが、結構重労働です。わが家では省力化のためにマルチ押さえという大きなプラスチックの画鋲みたいなもので土に止めています。これをたくさん刺さないと風でめくれてしまいます。資材費もそれなりにかかりますし、剥がす時の回収も面倒です。マルチャーという、マルチを張る機械があるのですが、高いし、畑を徹底的に耕しておかないとうまく動かなそうなので、これまでは関心を持っていませんでした。
たまたまネットの動画で、手で引くタイプのマルチャーを使っているのを見かけました。うまく張れています。さすがに畑は良く耕してあります。白菜を作るのはジャガイモの後です。ジャガイモを高畝で作った跡なので、平らにするために普通よりしっかりトラクターで耕します。雑草も少なめで、マルチャーで引けるかもしれません。管理機で引っ張るタイプの動画も探して見てみました。簡単そうです。オークションで探してみると、安価なものがあります。部品が足りないそうですが、他の農機から外せば何とかなりそうです。つい購入してしまいました。ただ、マルチャーを引くためと、その準備をするための管理機が両方ともパンクしています。
手伝ってくれた知人と、農機のタイヤのパンク修理から始めました。3つもパンクしています。古くてボルトが錆び付いているタイヤでは、3本もボルトを切ってしまいました。でもチューブを交換して使えるようになりました。2日目は2人でマルチャーの試運転です。幅の広い畝に張ろうとしていたのですが、そのマルチャーでは少し狭い畝にしか張れないことが分かりました。抵抗が大きいとうまくいかなように思っていたので、管理機で畝の両側を削りました。管理機で引くにはかなりコツがいることが分かりましたが、何とか張れました。2つ目の畝ではマルチをちぎってしまいましたが、張ることは張れました。ただ、両側をあまりうまく土で押さえられません。
3つ目の畝は両側の削り方が足りなかったようで、マルチャーが畝の両側を削りながら移動します。ところがこの方が、マルチの裾がうまく土で押さえられるのです。抵抗が無いようにと、畝の両側を削ったのがいけなかったようです。ここまでで、お昼になってしまいました。午後はすごく暑かったので、午後は日陰で薪の整理をし、涼しくなった頃に、少しだけ買った白菜の苗を植付けました。翌日夕方、少し早く帰ってようやく白菜の種を蒔きました。大分時期外れになってしまったものの、これで一安心、と言いたいところですが、翌日も雨が降る気配がありません。正直なところ、すぐに芽が出ても、もう間に合わない可能性が高いのですが、もう1週間雨が降らなければ絶対に白菜が巻きません。その前に寒くなってしまうからです。
作物に滅多に水はやらないのですが、仕方ないので炎天下水をやりました。早起きして始めたのですが、種蒔きの後マルチを押さえるために管理機で溝を掘ったりしたので、遅くなってしまいました。本当は朝晩の涼しい時間帯に水をやるのですが、種なので多少は大丈夫でしょう。幸い用水路の隣の畑なので、水はバケツで汲めます。最初はじょうろで水をやったのですが、マルチを張っているので穴に入るのはごく一部です。面積が広いので水の量も時間もかかります。仕方ないので1株ずつ容器に汲んでやることにしました。管理機の溝掘りで畝間を削ってマルチの裾に土を載せながら、種の穴にも覆土するという、超手抜き作業です。ゆっくり水をかけてやらないと覆土が水に流されて種が浮かび上がって来てしまいます。
気をつけなければならないのと、広い畑なので、午前中一杯かかってしまいました。暑い日だったからでしょうか、突然「ボン」と音がしたかと思うと、目の前で空気に小さな渦ができました。ぐるぐる回っているうちに縦に伸びて行き、小さな竜巻のようになりました。つむじ風です。横に移動して行って、マルチの上に来ると、マルチが吸い上げられます。段々渦の周りが大きくなって、すり鉢型に空気が回っています。4本のマルチを張った畝を横切って、掘り残しのジャガイモの畝の上でしばらく回っていましたが、そのうち中心の渦が消えてしまいました。しばらくは周りの空気が回り続けていましたが、そのうち止まってしまいました。
それほど大きくはありませんでしたが、自分で見た中では一番大きく、こんなに近くで見たこともありませんでした。もう1畝、まだ白菜の種に水をやっていませんが、暑くなったこともあり、家に帰りました。夕方まで仕事をして、暗くなり始めた頃白菜のことを思い出しました。水をやるのは良いのですが、芽が出ても1週間降らなければ枯れてしまいます。実は先週、白菜以外の野沢菜や冬菜、春菊、法蓮草などを、残った畝に袋から直接バラ播き、トラクターで土とかき混ぜる、という超大胆な方法で、1時間ほどで全部蒔いてしまいました。こっちの畝も、ごく一部ですが、芽が出始めています。これもみんな枯れてしまうでしょう。
仕方が無いので用水からポンプで畑に水を入れることにしました。ところが何年も使っていないので、ポンプのエンジンがかかりません。もう1台も壊れたままで、確か交換部品があったはず・・・。などやっているうちに暗くなってきました。ポンプは明日の朝何とかすることにし、とりあえず残った畝に水やりに行きました。半分ほど水をやったところで、なんと予想外の夕立が来ました。もうほとんど暗かったので、畑を片付けて家に帰りましたが、幸いなことに結構長く降ってくれました。これで芽が出ても安心です。種蒔きが10日は遅れているので、近所の人も心配してくれています。予報では秋の気温は高いそうなので、何とかなると期待しているのですが。