
ニンニクからたくさん芽が出てしまったのですが、芽が出たばかりのニンニクは醤油漬けにしてみました。
ほとんど芽が出ていなかったのですが、漬ける前に洗って乾かしている間に、何と芽が伸びて根まで生えました。わずか一晩のことです。漬ける前に写真撮れば良かったのですが、もう保存瓶の中。
洗っていないものは芽も伸びないし根も出てきません。洗って水を切っただけなので、わずかの水分しかありません。それが一晩で芽も根もこんなに伸びました。すごい生命力です。

ニンニクからたくさん芽が出てしまったのですが、芽が出たばかりのニンニクは醤油漬けにしてみました。
ほとんど芽が出ていなかったのですが、漬ける前に洗って乾かしている間に、何と芽が伸びて根まで生えました。わずか一晩のことです。漬ける前に写真撮れば良かったのですが、もう保存瓶の中。
洗っていないものは芽も伸びないし根も出てきません。洗って水を切っただけなので、わずかの水分しかありません。それが一晩で芽も根もこんなに伸びました。すごい生命力です。
延々植え替え、植え付けをして来たニンニクですが、3つの畝に全て植え終わりました。右側は新しい種球を植えた畝。緑色が濃いところは、掘り残しから自生した苗を植え替えたところ。左側2本の畝で黒いところは、保存中に芽が出てしまったニンニクを植えたところです。さて、来年どれ位収穫できるでしょうか。
昨日はかなり激しい雨でした。減反田2枚で麦、1枚で玉葱を作っています。もともと田んぼなので水が抜けにくく、湿害が出やすいので心配していました。3枚とも弾丸暗渠は引いてあります。でも余裕がなく、明渠と呼ばれる排水溝を掘ったのは玉葱畑だけでした。

麦畑を見に行くと、やはり一部に表面水がありました。手が空いて畑が乾いたら、排水溝を掘ってやらなければ。
幸いもう1枚の麦畑には表面水はありませんでした。

水路開通の瞬間




塩田平をとりまく山々もすっかり色づきました。幸い必ずしも気温が低いわけではなく、氷点下にもならず、霜も降りない日も結構あります。この1週間は、出張や村の行事が多く、1日塩田平にいることができたのは2日だけでした。出張中に友人が手伝いに来てくれたので、玉葱の植え付けが進めばと期待していたのですが、稲刈が遅れている田んぼの稲架が強風で倒れてしまい、その掛け直しに時間を取られたとのことで、玉葱までは辿り着けなかったとのこと。でも残った南瓜や小豆の収穫をしてくれたので、懸案は大分減りました。稲刈の遅れで他の作業が大幅遅れになってしまい、わが家だけいつまでも終わらない秋の農繁期です。
稲刈は気になりますが、細かいことを言わなければ米は待ってくれます。冬越しの玉葱やニンニクは遅れ過ぎると全滅してしまいます。週末1日家にいられたので、玉葱のマルチ張りをしました。管理という小型の耕耘機で、マルチャーという機械を付けて引っ張ると、あら不思議、するするとマルチが張られて行きます。手作業だと、3人がかりで1時間に20メートルぐらい張るのが精一杯です。ちょっと強い風が吹くと作業中止です。それが風があっても1人でもっと張れてしまうので、大変便利な機械です。その間に、父とパートナーには玉葱の苗取りをしてもらいました。1列張れればもう植え付けられるので、取り終わった苗を植えてもらいます。
その間も次の畝にマルチ張りです。ただ、張り始めれば早いのですが、次の列に移るにはかなり時間がかかります。斜めに張り始めてしまうと、向きを直すのも大変です。それに事前に畑を細かく耕しておかなければならないので、不耕起農法では使えません。畑や作物で使い分けることになります。それでも苗を植え付けるよりははるかに速く、暗くなるまでに5畝にマルチを張ることができました。翌日から村の行事で出かけましたが、その間にもう1畝苗を植えてくれていました。父の記録によると、昨年は11/4に玉葱の苗を植えたそうで、例年より1-2週間遅れています。行事から戻って残りのマルチを張り終わり、次の品種の苗を取って、パートナーと一緒に植えました。ここまでで苗の約1/3を植え終わりました。
引き続き玉葱を植えたいところですが、ニンニクの植え付けも途中で止まっています。困ったことに春先に収穫し損なった株がかなりの数あり、そこから自然に芽が出ています。マルチの小さな穴から、5本も10本も芽が出ているので、このままでは大きくなりません。掘り出して1株ずつ植え直しました。芽が出る前なら簡単なのですが、何倍も時間がかかります。でもせっかく芽が出たのを無駄にしたくありませんし、自然に合わせて成長している株の方が、こちらの都合で好きな日に植えた株より良く成長してくれるのではないかと思います。半日かかって半分しか植え替えられませんでしたが、あと一息なので明日も早起きしなくては。
心配していた麦の芽も無事に出ました。播種機を使うのも、ユメカオリという品種を作るのも、そもそもこれだけの面積麦を作るのも初めてだったので、ちゃんと発芽するか心配していました。機械蒔きの場合、砕土率や播種深度は機械任せになってしまい、芽が出てくれるまでちゃんと調整できて蒔けているか発芽するまでよくわからないのです。1枚目は芽の出方に、かなりムラが出来てしまいました。2枚目は1枚目でいろいろ調整してからかかったので、大体揃って発芽してくれました。1枚目は、もう少し待ってみても発芽しないところは、手作業で追い蒔きすることになりそうです。いろいろと遅れていますが、白菜などの冬野菜も大きくなってきました。それなりに何とかなりそうです。
今日は午前中しか時間が取れないので、早起きしてニンニクの植え替えの続きをしました。

左側が植え替えが終わった畝。真ん中はまだ途中なので、手前以外は生い茂っています。掘り残しの株から、何本もまとめて芽が出ているためです。

一昨年ニンニクを作った場所にも、少しですが掘り残しから芽が出て、2年目に入った苗が取れたので、移植しました。その隣にラッキョウのようなものが生えていました。抜いてみましたがラッキョウとはちょっと違うかも。自生したノビルかもしれません。

掘ってしまったので、隙間に植えておきました。

午前中はここまで。真ん中の列の茂みが少し減りました。午後も1時間ほど作業して、9割以上植え替えが終了しましたが、時間が無くて写真は撮れませんでした。右側は種球を植えた畝。大分芽が出てきました。

白菜の初収穫に行ったついでに、同じ畑で作っている秋冬野菜の様子を見てきました。稲刈で手こずって放置しているのですが、雨が少ないおかげか、マルチがうまく効いているのか、雑草は大したことがありません。種蒔き後1回も除草せずこの状態です。
真ん中左側が白菜。生育状況は良好です。欠株が多いのですが、面積が広いので、まあまあ収穫できそうです。この数年播種時期に害虫が多く、ほとんどの芽が食べられてしまいます。さらに左の畝も白菜なのですが、今年は秋に忙しく、追い蒔き出来なかったので、8割以上やられてしまいました。
真ん中右は法蓮草。発芽が遅かったのでその間に芽を出した雑草が伸びて、やや押されています。今除草すれば間に合うが、大忙しなのでちょっと厳しいかも。それより、色が悪い株があるのが気になります。今年初めて借りた畑なので勘が働かず、酸度矯正が足りていないかも。わが家の作り方でも、法蓮草だけは酸度矯正が必要です。
法蓮草の右は野沢菜です。順調に生い茂っています。野沢菜の手前にちょっとだけ水菜を蒔きました。こちらの成長も順調。アブラナ科の野菜は発芽が早いので、雑草との競争は法蓮草より有利です。
白菜だけはマルチを張って点蒔きですが、他の野菜は、畝に肥料を撒いてトラクターで1回耕した上に種子を全体に蒔き、トラクターで軽く掻き回して終了という超手抜き農法です。それでもまあまあ出来ます。この方法の場合、種を蒔き過ぎると密生して間引きしないと収穫まで辿り着けないので、播種密度の見極めが最大のポイントです。