地植えのミツバは、余りにも元気すぎ、大きくなってしまったので、ばっさり刈り取って、おひたしで食べてしまいました。苅ったあとからは、小さな葉っぱが出てきています。涼しくなったら、また収穫できるようになるでしょう。
ショウガ
小カブ
まだ種まきのシーズンではないので、スプラウトにして、お味見してみました。発芽は早く、緑の二葉が大きい、食べごたえのあるスプラウトでした。カブの葉の味はしなくて、とっても淡泊なお味。おみそ汁に浮かべると可愛い。カイワレ大根の辛みが苦手な人でも大丈夫。残り種を消費するため、スプラウトにして、ビタミンを摂るには最適です。
キュウリ
3年前に購入したキュウリ(四川)の種が発芽しました。この夏2度目のキュウリ収穫を狙っています。最初に植えた品種(名前を忘れてしまった)のお味がいまいちだったので、パリパリした美味しい四川の収穫が楽しみです。
コストパフォーマンス その4
作戦4.種は使い切る!
家庭菜園の規模では、市販の種がどうしても余ってしまいます。実際に育てるのは1株か2株なのに、袋には100個(数え切れないけど)を越すかと思うほどの小さな種が入っていたり、大粒の種でも20個以上は入っています。
空気を入れないように袋を閉じて、缶に入れ、さらに涼しい戸棚に保管しておけば、2年目でも十分発芽しました。
同じ種を3年目も使えるかと試してみると、 2年目と同様に発芽したものと、全然発芽しなかったものがありました。つまり、種は2年以内に使い切った方がよいということになります。
そこで思いついたのが、スプラウトです。
スプラウトづくりは簡単そのもの。苺パックなどの容器の底にティッシュかペーパータオルを敷き、水で濡らして、種を密に撒くだけ。あとは最低1日に1回霧 吹きで水分補給。
種に農薬などの処理が施されていなければ、なんでもOK。どんなスプラウトになるかワクワクドキドキしつつ発芽を観察し、適当に伸びた ら、刈り取って食べる。種は一気に消費できます。失敗しても、余り種だし、ティッシュ2枚を捨てるだけのこと。
ちなみに、3年前に購入したキュウリ(四川)の種が発芽しました。この夏2度目のキュウリ収穫を狙っています。一旦発芽したら、苗は元気一杯。最初に植えた品種(名前を忘れてしまった)のお味がいまいちだったので、パリパリした美味しい四川の収穫が楽しみです。
コストパフォーマンス その3
作戦3.緑のカーテンをつくる!
節電といえば緑のカーテン、緑のカーテンといえば朝顔とゴーヤが一般的ですが、ゴーヤは苦いから、あまり好きではないので、大好きなトマトで緑のカーテンをつくりました。

緑のカーテン大成功
南に面したテラスには半遮光の屋根がついているので、雨除けの必要な大玉トマトに最適の場所です。また西側は日よけなしでは強い日差しでテラスにおいてい る蘭が痛んでしまいます。そこで、西側のフェンス沿いに、プチトマトを2苗植え付けました。
それぞれを3本仕立てにして、テラスの屋根の高さまで誘引しました。 トマトは過去2年間、同じ場所に植え続けているにも関わらず、大失敗もなく、それなりに育ってくれました。昨年夏の終盤、見事に伸びたプチトマトを台風で なぎ倒された悲しい経験をもとに、今年は支柱をしっかりして、丁寧に誘引しました。
努力の甲斐あって、みごとな緑のカーテンができ、7月中の収穫量は、プチトマト(アイコ)2株:117個、中玉トマト(フルーツトマト)2株:大玉サイズ(中玉なのにでかい!)が10個、大玉トマト(桃太郎)1株:13個でした。
プチトマトアイコの収穫はまだまだ続きます。プチトマト200個以上が今年の目標でしたが、楽勝かな。
(追記)8月末までで、242個を収穫しました。
(追記2)9月末現在、大玉トマトと中玉トマトは撤去しましたが、プチトマトの株は残しています。昼と夜の気温差が激しくなる日本の秋はトマトが大好きな気候です。ぐんぐん伸びた枝のあちこちについた花は、小さな実へと変化していて、おいしいプチトマトがまた味わえるのが楽しみでなりません。
コストパフォーマンス その2
作戦2.市場価格の高い野菜を作る!
ベビーレタスミックスやルッコラは、簡単に作れる上、種まきから収穫までの期間が短いので、ありがたい野菜です。特に夏場は、刈り取ってから1週間もすれば、また新しい葉を収穫することができます。小さなパックに入ったベビーレタスミックスの値段をスーパーで見ると、思わずにんまりしてしまいます。
さらにコスパフォの目玉として、今年力を入れているのが、ハーブです。
お料理によく使うバジル、オレガノ、ローズマリー、セージなどは、小さな瓶に入ったものが、結構な価格で販売されています。
去年栽培したハーブはバジルのみで、すべてジェノバソースにして冷凍保存しました。バジルは1年草なので、秋までが勝負。 今年はこまめに若葉を摘み取り、株が大きく育つように剪定して、収穫した葉はまずドライハーブにして保管します。その次の段階は塩漬け保存、そして秋までにジェノバソース1年分をつくる計画です。
他のハーブ類は多年草なので、突然枯れるというアクシデントに備えて、少しずつ収穫し、ドライハーブにして保管します。枯れなければ、もちろん、バンバンザイ!!! お遣い物にして人に差し上げても喜ばれるはずです。
作戦2だけでも、私の家庭菜園は大きな黒字となります(^_^)v
コストパフォーマンス その1
永田農法3年目となる今年の最も重要な課題は、コストパフォーマンスです。
初年度、2年目は、土や肥料、プランターなど、必要な資材の購入費用を考えると、少しマイナスだったと思います。新鮮でビタミンたっぷりの野菜が食べられるという利点はおまけということで勘案していません。
有機、無農薬栽培の野菜価格で換算すれば、プラスになりますが、普段スーパーで購入する安売り価格で計算しても、プラスが出れば、申し分なし! というわけで、私なりのコスパフォ作戦を披露します。
作戦1.土は徹底的に使い回す!
【プランターの場合】
葉ものを栽培した後の土を割り箸などでほじってみれば、根っこはほとんど残っていないことがわかります。
残留物が少ないイコール後の栽培に支障が出にくいという、私なりの判断に基づいて、葉物の後の土は日なたに置き、完全に乾燥するまで時々かき混ぜて、別な科の野菜の種を蒔きます。
連作障害が出たときのショックを最小限にするため、なるべく栽培期間の短い野菜にこの作戦を適用しています。今のところ、失敗例はありません。
【庭土の場合】
輪作できるほどの面積がないので、苗で植え付けるものは、すべて接ぎ木苗にしています。
もうこれ以上の収穫は無理だなと感じたら、さっさとあきらめて、土を掘り返します。
シャベルもありますが、小さな畑なら移植ゴテの方が楽に作業できます。
移植ゴテを土に垂直にズボッと突き刺し、ボコッと土をひっくり返す。1坪畑なら約10分の作業です。
収穫から次の植え付けまでの間、これを2~3回やっておけば、日光消毒になり、土に残った細い根などはきれいに土に帰ります。これも今のところ、連作障害のような失敗例はありません。