現在進行形の白菜物語 その4

 『コツのコツ』で見る白菜の写真と比べると、我が白菜はとっても成長が遅いようです。

 念のため繰り返しますが、この白菜はミニ白菜ですから、小さいのは当然なのですが・・・。

 

 ヨトウムシ、アブラムシに次々とやられて、土の上で萎びていた外葉を取ったため、一株ごとの葉数が少なく、果たしてうまく結球してくれるかどうかわかりません。

 でも、中心から巻きはじめているようでもあり、これからの展開が楽しみです。

なんとなく中心部が巻きはじめた

白菜のプランター栽培 データ

プランターサイズ(㎝):1)45×25×深さ25

              2)50×25×深さ25

用土:日向土とココピートをおおよそ2:1の割合で混ぜたもの

   プラス植え付け直前に、プランター1個につき、珪酸カルシウムとカキ殻石灰を一握りずつ

肥料:永田農法で使用する【住友液肥1号】600倍に薄めて、週1回たっぷり。

水やり:10月までは、ほぼ毎日。11月からはおおむね2日に1回。

  • 液肥と水やりは、天候に左右されます。土の乾き具合を見て、少し乾燥気味に保つのが大事。
  • 加湿は悲劇を招きます。
  • 私の工夫は、液肥をやる1日か2日前は、水をあえてやらず、土を乾かしておきます。

 

春の楽しみ、サヤエンドウとスナップエンドウ

種まきは11月……だけじゃなく、3月でもOK!

コカブがうまくできなかったので、プランター2つに土が入ったままで放置してありました。そこにサヤエンドウとスナップエンドウを植えることにします。

永田農法の指南書では、プランターの土は使い回しできません、一度使った土はふるいにかけて保水材や古い根、虫などを取り除き、水道水に2~3日晒して、日光消毒してから、再利用しましょうと書いてあります。

確かに、半年も葉物やピーマンを植えた日向土をそのまま再利用しようとは思いませんが、土の状態を見て、野菜の古い根などの残渣がほとんどなく、連作障害をおこす危険性のない組み合わせの場合なら、ひと栽培ごとに土を入れ替えなくても大丈夫です。

今回は、アブラナ科のコカブを植えた土にマメ科のエンドウを植えるということで、大丈夫だろうと思い、珪酸カルシウムとカキ殻石灰だけを加え、液肥2号の水溶液を撒いてから、種まきしました。

エンドウ豆は酸性の土が苦手なので、ケイカルとカキ殻石灰を各々2にぎり混ぜ込みました。

珪酸カルシウムとカキ殻石灰を多めに

灰色がかっているのがケイカル、白いのがカキ殻

割り箸で土に混ぜ込む

まんべんなく混ぜる

 種まきは11月下旬か12月初旬で、小さな苗の状態で年越しするのが一般的です。でも、まき忘れた~とか、このブログを見てやってみようという場合は、3月に種まきしても大丈夫(と指南書には書いています。)

 種は一昼夜水に浸しておくと、芽が出やすいです。土の水分が足りなくて発芽に失敗することが多いそうなので、水浸しは必。

 サヤエンドウとスナップエンドウ、種の形状はそっくりで、ピンクと赤に可愛く色分けしてありますが、水に浸かっている間に色がかなり抜けるので、別々の容器で水に浸すようにします。

エンドウの種-サヤエンドウ(左)とスナップエンドウ(右)

 永田農法の指南書では、株間20センチぐらいで、1箇所に3~4個ずつ種まきと書いてあります。つまり、幅65センチのプランターに3箇所の種まきになります。でも『コツのコツ』によると、5箇所蒔いても大丈夫というので、今年は密植してみました。

(左)サヤエンドウ (右)スナップエンドウ

 深さ1センチくらいに種を押し込みます。

 

 土の表面がたいらになるように、きれいにならします。

 

現在進行形の白菜物語 その3

 突然ですが、我が一家総勢2名(私を含む)は、遠方にいる父を訪ねて、年に6回、1週間余り、家を空けなければなりません。真夏の留守中だけは、お隣さんに水やりをお願いすることにしています。(そう決めているのはワタクシであって、お隣さんとお約束はしていません)

 でも、今のように3階テラスに10個以上もプランターを置くようになってからは、移動も大変ですし、だいいち年に6回も水やりをお願いするなど、気の弱い私にはできないとあきらめていました。

 どーしよーどーしよーと悩むうちに、10月下旬から、6日間の留守が決定しました。

 今年は10月とはいえ真夏日まであるという異常気象。

 いかにしてプランター野菜を守るか?

 

 何冊かの本で紹介してあった方法です。

 

 プランターの水抜き穴に栓をして、たっぷり水やりしてから出かける。

 3~4日は大丈夫とのことでした。

 

 う~ん、1週間とは書いていない。ある本では、3日以上ほったらかしておくと、野菜は死亡するという恐ろしい記述もありました。

日本人は忙しいから3日以上の休暇は取らないのか、はたまた家庭菜園をしている人は、3日以上留守をしないのか。う~ん。

 

 しかし、選択の余地はないし、やるしかない……か。

 

 この方法、悪くはないのですが、それはお天気がよければ・・・の話。

 大雨(よく降りますよね、今年は)でもあった日にゃあ、プランターは水びたしとなり、その後気温が上がれば、根っこが腐ってしまいます。

 でも、やるしかない……か。

 

 そして、毎日、父の住む長野で、我が家のある兵庫県のお天気をチェックし続け・・・。

 降りました。どっかりと。

 

 手の届かないものがどうなっていようと、どうしようもない。3階の野菜は死んだものとみなす。武士の妻ではないけれど、いつまでも泣いていてはイケマセン。来年に賭けよう!

 自分を叱咤して、7日目の夜遅く帰宅。

 

 よく朝、起き抜けに3階に駆け上がってみた白菜の姿です。

 ギャボ! 一応、生きてる!

アブラムシ、ハダニの猛襲

 実は、ワタクシ、虫がコワイのです。

 大量のアブラムシとハダニを見て、鳥肌ザワザワ、ウェーッとなりました。

 でも、我が子を守らんが一心で、痛んだ葉を取り去り、除虫菊エキスをスプレーし、土のカビた所を割り箸で取って、全体に消毒用に木酢水1000倍溶液を振りかけ、お願い、頑張って育ってちょうだいと白菜を励まし続けたのでした。

必死できれいにした

 

永田農法プラスαの工夫 4

少し葉が枯れてきた

 残暑は厳しく、10月でも真夏のような気温。ショウガはというと、7月8月は土の表面が、すぐに乾燥し、日に2度水やりしたこともありました。9月を過ぎ、10月になると、だんだんと水の吸収量が減ってきた気がします。

 

 

 

 

 

ショウガができあがりつつあるのが見えます。

 

小松菜あやうし

 留守にする前だったので、水分を必要とするであろう葉っぱを、極限まで取り去り、プランターに残された水分だけで生き残ってもらおうという私の作戦が項を制したかどうかはわかりませんが、少なくとも、帰宅した時、小松菜は生きていました、かろうじて。

 

 鉢を大きな鉢皿に入れ、水をたっぷりやって1週間留守にし、その間に大雨が降りました。

帰宅したとき、鉢は水浸し。

根っこが腐っていないか、土をチェックして見ました。

拡大して見てください

 

この白いものは、根っこ?カビ?善玉菌? 

 極限まで葉っぱを取られた小松菜が、こんな土で生き残れるか、心配でなりません。