消費期限はダテじゃない!

 新しい小松菜の種を蒔くと、アレよアレよという間に発芽して、ワサワサ状態になりました。 これまでは種の袋に印刷してある消費期限を1年ぐらいオーバーしても発芽に問題はなかったのですが、やはり、新品は力強い!と思い知らされました。今後はコスパフォ的に考えても、モトを取ったら新しい種を買ってもいいかなと思います。

 元気な双葉が揃ったところで、株間3センチぐらいをめやすに、ハサミで間引きます。

 以前は指で引っこ抜いていましたが、残したい芽の根っこを痛めてしまい、その後の発育に影響するみたいなので、先の細い園芸ハサミを使って、慎重に間引きました。

 ちなみに、園芸ハサミは100円ショップで購入しました。

 実は、ちょいと良い園芸ハサミを持っていますが、土のバイ菌が蘭に付いたら困りますので、ハサミは野菜用、蘭用と分けています。野菜用はさほど切れ味を必要としないから、100円ショップのもので十分です。

元気一杯の芽。間引き前の図。

間引いた後は、わびしい感じ。

ツヤツヤの若芽。間引き後の図。

 

寒くて......。

 2月7日に種まきした小松菜とほうれん草、ビニール袋で保温しているのにもかかわらず、厳しい寒さのせいか、なかなか芽が出ませんでした。

 ほうれん草はなんとか発芽して、少しずつ育っています。

 小松菜はまばらにしか発芽していません。種の消費期限が切れていたためかと思い、あわてて種をまき直すことにしました。

やっとここまで

 左の隅っこにゴミのように写っているのが小松菜。情けない姿です。

小松菜あやうし

 留守にする前だったので、水分を必要とするであろう葉っぱを、極限まで取り去り、プランターに残された水分だけで生き残ってもらおうという私の作戦が項を制したかどうかはわかりませんが、少なくとも、帰宅した時、小松菜は生きていました、かろうじて。

 

 鉢を大きな鉢皿に入れ、水をたっぷりやって1週間留守にし、その間に大雨が降りました。

帰宅したとき、鉢は水浸し。

根っこが腐っていないか、土をチェックして見ました。

拡大して見てください

 

この白いものは、根っこ?カビ?善玉菌? 

 極限まで葉っぱを取られた小松菜が、こんな土で生き残れるか、心配でなりません。

小松菜の小規模多収計画

 頼りになるプランター栽培の指南書、『コツのコツ』に力を得て、思い切った密植をこころみることにしました。永田農法の発案者である永田照喜治氏も著書の中で「コンテナ栽培の場合、大きな鉢はいらない…中略…直径、深さともに10センチもあれば十分」とおっしゃっていることとも符合します。

 

 小さい鉢で、小松菜やほうれん草を時差栽培したら。

 いつでも青物が食べられるじゃあ~ありませんか!

浅い鉢でいっぱい植える

 直径30センチ・深さ15センチの丸い素焼きの植木鉢があったので、植えてみました。

 3条に筋まきし、間引いたところです。


 用土は日向土とココピートを2:1の割合にして、ケイカルとカキ殻石灰を混ぜ込みました。

 *2:1の割合では、保水材が多すぎるのですが、今年は保水材を多めにして実験しています。