成長が遅く、もうどうなってもいいわという気分になり、液肥だけは毎週やって、無視していました。時間はかかりましたが、なんとか育ってくれて、嬉しい。けど、もう少し大きくしましょう。
月別アーカイブ: 2011年12月
エンドウ苗の年越し準備 その1
順調に芽が伸び始めています。
昨今の関西地方の気候は、年が明けるまでさほど冷え込むことはありません。かといって、若くて折れやすいエンドウ苗を放置していたら、年末年始の忙しさであたふたしている間に2月に突入、苗が風にあおられて、ちぎれ、そこからバイ菌が入って病気になったりという事態になりかねません。
(同じマメ科のスイトピーは、支柱を立てたにもかかわらず風に振り回されて死亡しました(T_T))
土の表面は、藁で保護するのがよいと何かで読みました。そこで登場するのが、ショウガの茎です。
収穫前のショウガの葉と茎は枯れて、ほのかにショウガの香りがする、良い保護材になると確信して保管しておきました。
寒い中、けなげに伸びるエンドウの苗が風に振り回されないように、竹などで押さえておくのも効果的です。
ショウガの保存
さて、収穫したショウガはどのように保存すればよいか、育て始めたときからの懸案事項でした。
ネット検索してみると、ショウガの長期保存はとっても難しそうです。
ショウガは冷たすぎるところ、乾燥しているところで腐ってしまう。最適温度は15℃とのこと。
冷蔵庫では温度が低すぎます。一番確実そうなのが、土を1メートルぐらい掘り、瓶に入れたショウガを埋めておくという方法でした。
しかし、1メートルの穴を掘るのはものすごく大変です。
今の家に引っ越して、以前は鉢植えだったブルーベリーを庭に移植した時、ピートモスの土壌にするため、深~い穴を掘りました。最初はシャベルで、後は穴に潜り込んで土を移植ゴテで掻き出して、上半身は穴に埋もれていました。サスペンスの犯人になって、遺体を埋める穴を掘っている気分でした。
穴を掘る場所もなし、瓶もなし、まあ冬場は土に埋めておけばいいか。直接埋めるのはまずいみたいだから、新聞紙でくるんでおけばインクが腐敗防止になるかもと、我流のショウガ保存方法を試すことにしました。
ショウガの収穫後の土は、来年畑に戻すつもりなので、土を再活性するために竹炭(殺菌用)と化成肥料(残渣の分解用)を混ぜ込みました。
やったね。大成功!
待ちに待ったショウガの収穫です。
栽培に使用した杉桶いっぱいのショウガが採れました。
もし畑に植えていたら、もっともっと大きなショウガに育ったことでしょう。
来年は畑に植えるぞー!!
乾燥した芝生で守って育てたショウガの葉と茎は、芳しいショウガの香りがするワラに変身しました。
このワラは、11月に種まきしたサヤエンドウとスナップエンドウの保護に使います。これだけショウガの香りが強ければ、良い虫除けになること間違いなしです。
植物を無駄なく使っていると、我ながら感心ひとしきり。
永田農法プラスαの工夫 6
芽が出ました(*^_^*)
きちんと間隔を開けて種まきしたつもりなのに、発芽したり、しなかったり、くっついて発芽したりと気まぐれです。
でも、しっかり育つと確認した段階で、一箇所につき、2つだけ芽を残して、あとはハサミで間引きします。
諏訪氏は一箇所につき3個種まきして、年を越してから一つを間引くとおっしゃっています。
保水性の良い畑と違い、プランターに日向土では発芽させるのが少し難しいので、4個蒔きが必要だと思います。一箇所に4個蒔いて、すべて発芽した場合は、栄養の取り合いになる(かもしれない)ので、私は苗が5センチ~10センチぐらいに生長したら、間引くことにしています。