<98日目>野菜収穫しました

いよいよ寒さが本格化した信州上田。
霜が降りてしまう前に、ほうれん草・にんにく以外の野菜を収穫することに。
もたもたしていたら、夕方に…
日が落ちるとものすごい勢いで気温が下がっていきます。
早くしないと。
水菜、小松菜、カブ、大根、チンゲン菜を次々に収穫。

すごい量になりました!
肥料袋で育てた大根も、しっかり形に!!

肥料をあげる前、虫食いだらけになっていた葉物。

チンゲン菜を収穫してみると、根っこが長い…
これはどうしてだろ。
うーん、かわいそうなものの間に、しっかり形になったものもあったので、
まあいいか。

「水菜、今高いんだよー」
無事、次の行先も決まりました。

水菜

最近では関西以外でもよく見かけるようになった水菜は、サラダのほか、鍋物、炒めもの、塩や昆布茶などをつかって漬物にもなります。どの調理法にしてもしゃきしゃきとした歯ごたえが楽しめます。
水菜は暑さ寒さに強く、作りやすい野菜です。根がはるため、よく耕された排水のよい土壌を好みます。連作障害が少ないのも特徴です。成長が早いので、元肥が重要になります。特に、早く種をまく場合には元肥のみにします。

プランターの場合
<用意するもの>
プランター(大きいほど育てやすいです。水菜は大きくなると根が張るため、なるべく底の深いものがよいです。)、培養土、肥料(元肥)、不織布
<種の種類>
京錦壬生菜 京みぞれ(タキイ種苗)
<土の準備>
プランターの底が見えなくなるぐらい鉢底石を敷き、プランターの淵から1~2cm下まで培養土を入れます。プランターの底から水が出てくるまでたっぷりと水やりしましょう。
<種まき>
土の表面を平らにしてから、プランターの面積に合わせて10~15cm間隔、深さ1cm程度のまき溝をつくって、タネを約1cm間隔でまきます。覆土して土の表面を軽く押さえておきます。あとはタネが発芽するまでは、土の表面が乾かない程度に水やりをします。
<間引き・追肥>
間引きは成長や病気を防ぐために大切です。間引いたものは収穫としてお味噌汁などの料理に使えます。
タネまきから約1~2週間後、双葉の間から本葉が1~2枚出てきたら、3cm間隔に間引きます。株元の土を寄せて、ぐらつかないようにしましょう。15㎝程になったら、小株として間引きを兼ねた収穫が可能です。
タネまきから4~6週間後、草丈が25~30cmほどになったら、根元の土にハサミを差し込んで根を切り、必要な分だけ間引くように収穫します。また、根元を切らずに一株に数枚の葉を摘み取るように収穫すれば、株を大株に成長させ、長く収穫が楽しめます。
<病気・害虫>
病気:立ち枯れ病や軟腐病、アブラナ科共通の根こぶ病などあるが、病気になることは少ない
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、コナガなど。春まきの場合、収穫時期になると虫の被害が出てくるので、葉に黒い点など(フン)を見つけた場合には、早めに収穫をしましょう。早い段階から防虫ネットを使うのも対策の一です。