畑づくり

庭の配置

 我が家は、東側のお隣と壁を接していて、庭の境目もワイヤーフェンスのみ。南庭の真正面には、約3メートルの路地と緑地をはさんで、3階建ての家があります。つまり、真夏は太陽が高く上がるので、庭の日当たりは十分だけど、冬場は真昼の陽がお向かいの家にさえぎられ、午前と午後の太陽しか当たらないという環境です。

 野菜を育てるには、一日4~5時間の日照が必要と本に書いてありました。冬の真昼の太陽が当たらないとしても、なんとか4~5時間は確保できるかなぁというところです。

 我が家の庭は約4坪ありますが、すべて畑にしてしまうというのは、お花大好きな私にとって寂しいので、半坪をテラスにして蘭の棚を置き、半坪をクーラーの室外機置き場と土や園芸材料を入れる組み立て式物置に充て、お隣の庭と接する東側のフェンスぎわ半坪にブルーベリー(ラビットアイの2種類)を生け垣として植えました。南側フェンスに沿って、1坪をお花畑、1坪を菜園にして、残りの土にはベージュを主体とする3色のガーデングラベル(砂利)を敷きました。

2階から見た畑

庭の南東側(左)と南西側(右)。南正面に隣家がある。南西側には小さなニンジン畑と防虫ネットをかけた野菜の棚。

 お花畑と菜園の周りは、前の住人が大量に残していった大きめのレンガを3段に積み上げました。横着な私は、レンガを漆喰などで固定しなかったのですが、おかげで引っ越し後1年経ってから菜園を拡張するのに何の苦労もいりませんでした。

 庭造りの本を見ると、レンガを固定する方法が紹介されていますが、単純に積み重ねるだけでも十分土を保持できますし、必要な時に庭のレイアウトを変えられるという利点がありました。お子さんがレンガの上に立つなどという心配がない場合は、「形を変えられる庭」というのは、便利ではないかと思います。

  1坪の菜園スペースではそれほど多くの種類の野菜を育てるわけにはいきませんので、空いたスペースにおしゃれな棚を置き、プランターで葉ものを育てることにしました。鉄製の棚の幅に合わせて、45センチ幅のプランターをいくつか購入して、私の永田農法がスタートしたのです。

 

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