今年稲刈をしていて気付いたことがあります。
写真、何だか分かりますか?
写し方が下手なので分かりにくいかもしれませんが、バインダーで刈った稲束の根元です。藁の1本に、カマキリの卵が付いています。
この束だけでなく、いくつかの束の、根元の方にカマキリが卵を産んでいるのに気がつきました。バインダーの刈り取り高さは5センチ位なので、地上から10センチ以下にカマキリが沢山卵を産んでいることになります。
カマキリは雪の深さを予知することができ、雪が深い年は草の高いところに、雪が少ない年は草の低いところに卵を産む、という説があります。本当かどうか検証したことはありませんが、もし当たれば、今年は雪が少なく、暖かい冬ということになります。
温暖化の影響だと困ったことですが、色々と遅れが出てしまった今年のわが家の農業としては、暖かい冬は大歓迎です。種の蒔き遅れや苗の成長不良を取り返すことができるからです。
暖冬を期待して遅れ過ぎると、冬に向かう作物は全滅してしまうので、あまり期待しないようにしなければ行けませんが、ついつい期待してしまうのでした。