煎り豆不検出
大豆は米などよりセシウムが移行しやすいようなので、黒大豆の煎り豆を測ってみました。含まれていれば、水分が少ない分高く出るはずです。
20時間測定して不検出でしたが、温度が変化している可能性があるので後からチューニングを触ったら、数字が出てしまいました。ただ、ピークがほとんどわからないので、間違っている可能性が高いです。
測定結果確認時の温度
過去の最高気温。0.5度の変動です。バタバタしていて測定開始時にリセットしていないので、実際より高く表示しているかも。
ちゃんと測らないと意味が無いので、チューニングしました。
もう一度後からチューニング試してみます。何か変なグラフに。ピークがほとんど無いので違うポイントを選んでしまったようです。
後からチューニングがその後の測定に影響しているみたいなので、念のため再チューニング。
今度は10時間で測定し、終了直前で不検出。Cs134が0.00CPSなので、不検出間違いないようです。
昨日収穫した上田手塚の小麦不検出
小麦を収穫したので、測定してみました。
麦の方が米より移行係数が高い傾向があるので気になっていたのですが、問題無く不検出でした。
現在の測定箱の中の温度。やや高いので、少し下げたいと思っています。
千葉のピーナッツ不検出
ただ、検出下限が総セシウムで9ベクレルなので、念のため測定時間を延長してみます。
測定時間を3倍に伸ばしても、測定下限はほとんど下がりませんね。計算してみればわかることですが、スペクトルがはっきりするかも知れないと思い、測ってみました。
写真には出ていませんが、幸い怪しいピークはありませんでした。
上田産の小麦不検出
農繁期で忙しいので、久しぶりの測定結果です。上田産の全粒(ふすまも含んだ挽く前)の小麦です。
1時間では検出限界が高かったので、10時間延長して計11時間測定しました。麦は米より高めに出ている地域が多いようなので気になっていましたが、幸い不検出でした。
以下測定時の温度変動です。実は農作業が忙しくて数日間放置してしまったのですが、ほとんど温度変動していないことが分かります。最初に校正もかけているので、測定精度が担保されます。
現在測定室内の温度は22度強です。安定しているという意味では問題無いのですが、生ものの測定では温度が低い方が醗酵等のリスクが下がるので、測定室の温度を下げる試みをしたいと思っています。