ライムソワーを修理する

 ライムソワーをトラクターに取り付け、来年減反予定の田んぼに肥料を撒いてきました。ちょっと遅れていますが、麦を作る予定です。

 750平米の田んぼに油粕80キロと牡蠣殻粉末を20キロ入れました。反当で窒素5.3kgでちょっと多いのですが、稲藁を全量鋤込むので、そっちの分解に取られて足りないかもしれません。

 それは良いのですが、肥料を落とすための回転軸からギーギーと音がして、軸受けが少し暖かくなっています。ベアリングの油切れかさらに進んで焼付きかも。引き続き玉葱を植える畑に肥料を撒く予定でしたが、まずは軸受けのオーバーホールです。

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 ナットを3個外せば簡単に分解できるようになっています。それは良いのですが、グリースニップル付けてくれればバラす必要も無いのに。固いので、たがねを入れて叩きます。

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 ちょっと苦戦しましたが、外れました。まさかの固体潤滑。ナイロンのカラーで潤滑しています。肥料成分が噛み込んで、ベアリングが摩耗しない様固体潤滑を採用した様です。しかしこのカラーが外れません。外側もブラケットにかなりきつく入っていたのですが、そちらは噛み込みもなく、仕様の様です。つまりカラーの内側で潤滑しているはずな訳です。

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 色々やってみても外れないので、柔軟性向上と熱膨張で緩むこと、内側に水分が入って潤滑されることを狙って熱湯をかけてみました。もちろんその前に注油などは試しています。

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 たがねで叩いたら少し動いたので、後はてこの原理で。何とパッカーがちょうどうまく力がかかることが判明。じりじりと外れて行きます。しかしこんなに固くてはすごい音が出るわけだ。

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 隙間に板状になった多分油粕が固化しています。

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 外れました。

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