玉葱の準備で草刈

 昨日に引き続き、玉葱植付の準備です。簡単に言うと、まず雑草を片付けて土壌を露出させます。そこに肥料を撒き、耕します。

 菜摘農園では、これは珍しいプロセスです。というのも、雑草などの植物は畑を肥やす腐植の材料の一つだからです。通常菜摘農園では積極的に草を生やし、それを細かく裁断して、土壌に鋤込みます。多くの作物では、粗大有機物が多い程よく育つからです。ところが玉葱は違うのです。粗大有機物は生育の妨げになるので、直前に鋤込むのは良くありません。

 そこで出来るだけ片付けます。そのためにはまず草を刈らなければなりません。刈払い機で刈った草を集めて片付けたのですが、かなり草が残っているので、さらにハンマーナイフモアで刈ります。

モアで刈り終わりました

 南瓜は隣の畑にも植えてあり、そこも片付けてタマネギを植えねばなりません。こちらは南瓜を探して収穫しただけで、雑草が生えたままです。

南瓜を収穫しただけで草だらけの畑

 もう1カ所、薩摩藷の後にも玉葱を植える予定です。こちらも掘り終わった畝以外は雑草に覆われています。掘り終わっていない畝からは薩摩藷のツルも伸びています。

薩摩藷を掘った跡以外は草だらけ

 薩摩藷は畝の中以外にはできないので、雑草を直接ハンマーナイフモアで刈っても問題ありません。

モアが通った後は雑草が粉砕されて真っ平ら

 ハンマーナイフモアは雑草を刈るだけでなく、細かく粉砕してくれるので、片付けも簡単です。薩摩藷を掘るには、ツルを片付けなければならないのですが、薩摩藷のツルは長くて手で片付けるのは結構大変です。畝にはマルチが張ってあるので、モアで刈るわけにはいきませんが、それ以外のツルは全部モアで刈ってしまいます。

薩摩藷を掘っていない畝の手前は刈り終わった

 来週幼稚園の子供達が薩摩藷を掘りにくるのですが、これで簡単に掘ることができます。次はもう1つの南瓜が植わっていた畑です。

 見つけ損なった南瓜が残っているでしょうから、本当は少しずつ刈払機で刈りながら残った南瓜を探すと良いのです。モアで刈る方がはるかに早いのですが、直接モアで刈ると早過ぎて南瓜を見つける暇がありません。モアは強力なので、南瓜も粉砕してしまいます。でも時間が足りないので、モアで刈ることにしました。刈る前に念のため見つけ損なった南瓜を探しているうちに、暗くなってしまいました。続きは明日に持ち越しです。

モアを移動して、南瓜を探しているうちに暗くなってしまった

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