パソコン不調と幼稚園のキャンプ

 塩田平では暑い日が続いていますが、皆さんお元気ですか。おかげさまで目眩もだいぶ治まり、ほとんど不自由しなくなりました。ただ、1週間ほど前、突然パソコンが壊れました。うんともすんとも言わなくなってしまったのです。無理矢理蓋を開けて配線のチェックぐらいはしてみましたが、効果はありませんでした。仕事柄バックアップは取っていますので、失ったファイルはほとんどないのですが、パソコンが無いと仕事になりません。会社の古い予備のパソコンで当座をしのぐことにしました。セットアップやデータの移行、バックアップからの復旧などで2日以上かかってしまいました。メモリもディスクも今の半分以下なので、仕事のペースも落ちてしまいます。新しいパソコンが到着するまでの10日ほどをしのがねばなりません。

 幸いこの月曜から水曜まで、毎年お手伝いしている幼稚園のキャンプのボランティアに行っていました。幼稚園の子供と、この春卒園して小学校に入学した1年生、全部で30人の子供と、スタッフが10人前後。計40人分の食事の準備と後片付けが主な仕事です。家の畑から、レタスや玉葱、茄子、ピ−マン。ズッキーニ、それに枝豆などを持っていきました。山の中なので電気も電波も不十分でパソコンはほとんど使えません。パソコンも不調なことですし、キャンプに専念しました。子供たちが登山している間に、短時間に40人分の流し素麺をゆでるのが、一番大変な仕事です。子供たちの下山が遅れて時間があったので、かまどや薪の炊き方を工夫したところ、これまでよりも全然簡単に素麺を作ることができました。

 もう一つのキャンプの大イベント、キャンプファイヤーでも新しい発見がありました。実はファイヤー用の薪の準備が間に合わなかったのですが、炊事用の薪を工夫して、キャンプファイヤーらしく組む方法を発見しました。暗くならないとファイヤーは始められない訳ですが、幼稚園の子供なので、昼間の山登りなどの疲れで、途中で眠くなってしまう子供が続出します。短時間で盛り上げたいわけです。新しい方法は、これまでよりも大きくて派手に燃え上がり、しかも30分ぐらいで火が小さく落ちていくようにできました。10年以上やっているのですが、何事にもまだまだ工夫の余地はあるようです。夏の終わりには小学生対象のキャンプのボランティアも予定しているので、また工夫してみたいと思います。

 そんなわけで、農業の方はさっぱりですが、週末に村の草刈りがあり、ついでに近くの田んぼの草を少し刈りました。生育がゆっくりな有機栽培ですが、周囲の田圃に追いつきつつあります。4枚のうち1枚だけ、雑草が激しく出てしまいましたが、何とか秋までに刈ってしまいたいと思っています。畑の方は豆だけ蒔いて、とりあえずの作物はできていますが、いろいろ追いついていない状態です。それでも、キャンプに持っていく野菜は準備できましたし、塩田平にリフレッシュキャンプにやってくる、福島の子供たちのための野菜も提供する予定です。体調がやっと良くなってきましたので、農作業を再開したいのですが、夏本番で暑く、作業に適した時期ではありません。天気と相談しながら少しずつ進めて行くようにしましょう。

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