遮蔽容器にセンサーを設置する
いよいよ遮蔽容器にセンサーを設置します。遮蔽容器の蓋に載っているのは温度計です。全面200ミリ以上の断熱材で断熱しているおかげで、温度変動はほとんど無いようです。
手前においてある丸いものは、光って良く見えませんが、左側がセンサー設置用の台。薄いけど鉛で、一応遮蔽も考えているようです。右側の真鍮製がマリネリ容器を乗せる台です。真鍮なので、ガンマ線が遮蔽容器の鉛に当たって鉛から出る放射線を遮蔽できます。これから2つを遮蔽容器本体に設置します。
まずは下のセンサー台から。遮蔽容器の壁からボルトの頭が3つ出ていますが、センサー台の下にも同じように3つあり、その上に乗っています。
センサーと初の対面。これまでは壊れると困るので、緩衝剤で梱包されたままハンドリングしていました。
電源測定ユニットからのケーブルを接続します。
センサー台に取り付けました。上から穴に差し込むだけです。
万一の汚染を少しでも軽減するため、センサー部にポリ袋をかぶせます。
これが付属の校正用線源(検体)です。
汚染を防ぐため、ポリ袋のまま測定器にセットします。
バックグラウンド値が高過ぎるので、設定し直さなければなりません
測定室内の断熱箱内に設置した遮蔽容器内は8.0cps。初期設定よりかなり低く、少し精密な測定ができそうです。これで実際の測定が開始できます。