明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。塩田平の新年は、夜マイナス10度以下になることもありますが、雪は降っても2-3センチ。昼間はそれなりに暖かくなることが多く、屋外の作業もやりやすい気候です。新年のご挨拶が遅くなったのは、年初少し風邪を引いてしまったからでした。次男一家が帰省していたのですが、大晦日に2歳の長男に蕁麻疹が出てしまいました。病院に連れて行って薬を頂いて治まったのですが、病院には風邪の人が沢山来ていて、そこでうつったようです。忙しかったこともあって、年末年始もお正月明けも仕事であまり休めなかったら、そのまま先週末まで今一つ不調でした。というわけで10日以上ぐずついていたのですが、さすがに治りました。

  8日に浅羽夫妻が千曲川の河原の木を切るために来てくれました。チェンソーのキャブレターの交換部品が出てきたので、その前にと、キャブのオーバーホールをしたらだいぶ調子が良くなりました。ただ残念ながら8日は雨になってしまったので、千曲川は次回にしました。小雨になった時に、近所のお宅から廃材を頂き、浅羽家に持って帰ってもらいました。千曲川は、先週末から神戸の平井さんが手伝いに来てくれ、少しずつ切り始めました。ほとんどがニセアカシアなのですが、桜などの木も少し混ざっています。直径が10センチ無い細い木も多いので、薪にできる木がどれぐらいあるかちょっと心配です。一方枯れた倒木も結構あります。枯れ木は2年も乾燥させる必要はありません。

  そこで伐り倒した生木と混ざら無いように、まず枯れ木を玉切りして持ち帰ることにしました。それで1日以上かかってしまいましたが、大体切り終わりました。次の週末に、浅羽夫妻や知人の大工さんが手伝ってくれるので、そこで太い木を倒します。その邪魔にならないように、今週は細めの木を倒して見通しを良くしました。チェンソーはキャブの調整を繰り返したのと、ソーチェンを交換して良く切れるようになりました。ただ少し、曲がります。ガイドバーがそろそろ寿命なのかもしれません。チルホールも試験的に使ってみました。平井さんが詳しくてうまく使えました。これで太い木の伐採も安心です。他にも発電機や運搬車、ウインチなど、整備が間に合えば準備したいものです。

  木を伐るだけでなく、遅れていた池の田の脱穀もしました。実は稲刈りも半分しか終わっていないのですが、今年は雨が多くて乾燥のタイミングが難しいのです。木の伐採が待った無しになってしまったので、稲刈りは諦めることになる可能性が高くなってきました。このままでは全部収穫できなくなる危険があります。半分収穫できれば御の字です。雨の予報になったので、平井さんに手伝ってもらって、その前日に脱穀したところ、150キロほど収穫できました。半作ですが、まあまあでしょう。残りは鳥さんに食べられてしまったということです。田んぼにはまだ刈って無い稲だけでなく、落ちて湿っていた藁束などを稲架掛けしたのがもう2竿残っています。木を伐り終わったら脱穀したいものです。(合原)

 10月下旬に初霜が降りた塩田平ですが、日によって暖かかったり寒かったりです。幸い雨は比較的少なく、空田丸は何とか脱穀が終わりました。と言っても、一部脱穀し忘れや、刈り損ないなども残っています。本当はちゃんと全部刈り取りたいのですが、農作業全体が遅れまくっているので後回しです。麦の播種も遅れまくっていますが、先週木曜日に大麦だけ蒔き終えました。といっても、2畝ちょっとで、本当に一部です。浅羽さんが麦から自分で作ってビールを作りたいという希望があり、ビール麦とも呼ばれている二条大麦を蒔きました。予定していた圃場の稲刈りが終わらず、最初に終わった田んぼの半分に蒔きました。残り半分はうどんに向いているシラネ小麦を作る予定です。

 空田丸の収量は籾で1500キロちょっとでした。去年は1600キロ以上獲れていたので、やや減収です。夏の低温に加え秋の長雨と台風の影響もあるのですが、地域の平均は平年並みかやや悪い程度とのことなので、播種時期の遅れとソーラーシェアリングによる照度不足のどちらが影響したか細かい分析が必要です。ブロックごとの収量をまとめているところなので、またご報告したいと思います。それでも、5枚の田んぼのうち、4枚は稲刈りが終わり、脱穀も3枚半終わりました。1枚は稲刈りもこれからですが、播種も遅かったのである意味仕方ありません。ただ、稲刈りが遅れて麦の種まきができず、玉葱や大蒜の植え付けもできませんでした。冬越しの作物はほぼ全滅です。来年は改善しなくては。

 先週の日曜日に村の精米所で籾摺りと脱穀をお願いし、一部ですが新米をお待ちの方に送らせていただくことができました。わが家でも1回だけですが新米を炊いて食べることができました。毎年のことではありますが、感無量です。幸い今の所、冬の訪れが早いということはありません。稲刈りに目処が付いたら遅蒔きでも冬越しの作物が少しはできるかもしれません。朝晩は冷え込むようになってきましたが、引き続き薪の準備まで手が回らず、ペチカは出番を待ち続けています。稲刈りに目処がついたらペチカを準備したいものです。来年以降の薪は千曲川の河川敷の木を切らせてもらえることになったのでこの冬に仕込むことができそうです。寒くなる前に整理が進むと良いのですが。

 先週末はあまりに色々な行事の重なった週末でした。旅行に同窓会に慰霊祭に理事会にマルシェにと、なぜ同じ日にと思っていたらお葬式までありました。その前に飼料米の検査を受けようと、トラックに1.5トン以上の籾を積んで持って行きました。飼料米を作るのは初めてでしたが、検査に行ってわかったのは、藁くずを除いて水分を15%に揃えて、紙袋に入れ無いと検査が通ら無いということでした。つまり鶏の餌を人が食べる玄米と同じ条件に揃えなければ合格しないのです。時間もお金もかかる無駄なことです。とにかく検査の方にお願いして帰ってきましたが、週末で終わるはずが半月以上かかることになってしまいました。こんなバカな仕組みは早く改善して欲しいものです。

  先週末はお葬式と旅行を選択し、久しぶりに関西に行ってきました。次男宅と奥さんの実家を訪問し、孫の顔を見ることもできました。次男は家を自分でリフォーム中で、大きなキッチンやユニットバスも自分で設置したそうです。普段の仕事も内装関係の設計なので、会社の機械も借りて使えるそうです。仕事で作ったものの残材や分解していらなくなった物ももらってきて活用しているとのこと。親のやっていることを見てきた上に仕事でもやっているので腕やセンスも良いようで、完成が楽しみです。農業と自然エネルギーで忙しく、物造りはご無沙汰ですが、家の中にも未完成の部分が沢山残っています。冬に間になんとか時間を作って、自分も家づくりを進めたいと思いました。(合原)

 先週末の台風では、予報は大した風ではなかったのですが、空田丸に設置した風速計は瞬間最大風速29メートルを記録しました。気象庁も上田市で28.7メートル、東御市で31.4メートル、共に観測史上最大の瞬間最大風速を記録したそうです。ただ、大風で稲架に掛けていたビニールシートがみんな飛んでしまい、また稲が雨に濡れてしまいました。もちろん農作業どころではありません。それに加えて先週金曜日に奥歯を抜きました。歯医者さんに、歯が割れてしまっているので抜くしか無いと言われたのです。乳歯以来歯を抜いたことはなかったので、数十年ぶりの抜歯になります。乳歯と違って周辺の組織ごと引き抜かれたせいか、体調が今ひとつで、その日は農作業ができませんでした。

  その代わりと言っては何ですが、久しぶりに床屋さんに行って髪を切ってもらうことができました。去年稲刈りがずれ込んでしまったので、今年は遅れないようにと、雨が降ってもカッパを着て作業しています。記録を見ると、それでも去年より遅れているようです。去年に劣らず雨が多く、さらに台風まで来てしまったからのようです。雨の中の作業が続いたせいか、風邪を引いてしまったのも敗因です。去年の雨の教訓でシートもかけたのですが、結局今日も予報が外れてかなりの雨が降り、また稲が濡れてしまいました。脱穀は遠そうです。稲刈りもまだ大分残っています。三反田は4分の1弱残っているのですが、台風で全面倒伏してしまいました。バインダーで刈るのに手作業で立てねばなりません。

  台風で稲架に掛けていた稲束のかなりの量が転落したり吹き飛ばされたりしてしまい、今日ようやく一通り掛け直すことができました。落ちてしまった稲束を見ると、稲架掛けのやり方がおかしいものが中心です。素人軍団で作業しているので仕方ない面もあるのですが、仕事が甘かった結果です。左右に振り分けるバランスが取れていなければ重たいほうに落ちるし、きちんと掛けてなくて背が高くなり、重心が上がれば回って落ちてしまうわけです。稲架棒を伝統的な間伐丸太ではなく鉄のパイプにしているので滑って回りやすくなっていることもありますが、ちゃんと掛けた所は落ちていません。そのとき少し早く終わっても、後で何倍も時間がかかり、全体のスケジュールも遅れてしまいます。

  日常生活から手作業が減っているので、重さのバランスのような基礎的な感覚も甘くなっているのでしょう。素人と言っても全員初めてではないので油断して、説明をしっかりしなかった点も甘かったようです。冬の暇な間に、稲架掛けマニュアルでも作る必要があるかもしれません。稲架全体が倒れたものが4本、傾いだものも3本ありました。稲架足の木が折れたものもあって、これは資材の管理の甘さです。夏場に湿気の多い所に置くと腐っていくのです。折れそうな足は外したつもりだったのですが、まだ甘かったということです。とりあえず今日までに一通り再建が終わりましたが、稲刈り全体が遅れているので、昨年同様麦作りが難しくなりそうで心配です。ともかく晴れて欲しい所です。(合原)

 塩田平では断続的に結構な雨が降っています。秋雨前線の季節なので仕方がありません。この1週間も土曜日からずっと雨でした。昨日今日は晴れましたが、出張で農作業はできません。気温も低めで推移していますので、生育が遅れている稲はなかなか刈り取り適期になりません。すでに刈り取って稲架掛け中の稲も雨に濡れると、4日ぐらいは晴天が続かないと水分が元に戻りません。水分20%で稲刈りしても24%になってしまい、脱穀できる15%台まで乾燥するには1週間以上晴天が続く必要があります。その間にまた雨が降れば、もう4日先になってしまいます。去年、雨が降ったら作業を延期し、天気で時間があるときに稲刈りしたら、稲刈りが遅れてしまってそのあとずっと雨でした。

  去年は雨続きで稲刈りも遅れるし、乾燥しないので脱穀もできませんでした。脱穀が終わったところで麦の種を蒔きましたが、そのあともずっと雨でした。低温と湿害で、一粒も芽が出ませんでした。大損害です。麦と大豆の二毛作の予定だったのですが、大豆は無肥料で育てなければなりません。麦は多肥です。芽が出ていないので、肥料を吸いません。残肥いっぱいのところに大豆を蒔くと、つるぼけと言って全体は大きくなりますが実は着きません。そこで飼料米栽培に転換しました。その結果今年は全部の田んぼでお米を作っています。これだけたくさん稲刈りするのは初めてです。去年の二の舞を避けてそれなりの時期に稲刈りを終わらせるには、雨でも稲刈り作業を進めなければなりません。

  皆さんが手伝ってくれたので、雨に負けずに3日連続で稲刈りしました。おかげで刈り取り適期にある稲は全部刈り終わりました。残りは雨で気温が上がらず登熟が遅れています。稲刈りまでにもう少し日数がかかりそうです。あと4割ぐらいでしょうか。雨の中でも稲刈りはできますが、カッパを着てもずぶ濡れになることもあります。体力的にもかなりハードです。雨で冷えたのか過労だったのか、風邪を引いてしまいました。熱が高いわけでもなく、仕事もできるのですが、力仕事はちょっと無理です。週末稲刈りばかりしているので、出張や事務仕事が溜まっています。農業にのめり込み過ぎない方が良いとも言えます。朝晩に玉葱の苗を植える準備をしたいと思っていましたが、しばらく延期です。

  幸いこれまではバインダーが快調に働いてくれ、比較的順調に稲刈りが進んできました。ただ残念ながら台風が近づいていて、明日からまたしばらく雨の予報です。気温が低いので、朝晩は毎日ストーブのお世話になっています。本当はペチカの薪を切らねばならないのですが、稲刈りが優先です。きちんと立った稲なら、稲刈りはカッパを着て進めれば何とかなりますが、倒伏が激しい稲が雨で濡れると稲を束の形に整える機構に大きな負荷がかかり、うまく刈れません。また雨が降らなくても、晴天でなかったり気温が低いと稲架掛けしたお米の乾燥が進まないので脱穀できません。去年の悪夢が思い出されますが、天気には勝てません。様子を見ながらタイミングよく進めていきたいものです。(合原)

 この1週間は妙に暑かった塩田平でした。実は今年は寒くて10月1日にペチカに初めて火を入れました。記録更新です。先週もガスストーブを着けてしまいましたが、今週は暑くてかないません。どうなっているのでしょう。ただしおかげで稲の登熟は進みました。先週末の3連休、ソーラーシェアリングの空田丸の太陽光パネルが無い部分を稲刈りしました。登熟しすぎるかと心配したのですが、それほどでもありませんでした。恐れていた通り、初日は稲刈機(バインダー)の整備に時間を取られてしまいました。1台は昨年漏れていた燃料コックを新品に交換しておいたのですが、エンジンの調子が今ひとつです。キャブレターのオーバーホールでやや改善したのですが、刈り始めてたら止まってしまいました。

 これ以上時間をかけるよりもう1台のバインダーを整備した方が早いと思い、2台目のバインダーの燃料コックを交換したら、すぐに調子よくエンジンがかかりました。2台目を田んぼに運んで浅羽さんに稲刈りをお願いし、自分は3台目のバインダーの整備にかかりました。去年は3台のバインダーとも燃料コックのストレーナーカップからガソリンが漏ってしまい、騙し騙し使って稲刈りしたのです。すぐに電話で農協に部品を注文したのですが、担当の方が詳しくなかったらしく、入荷の連絡がこないままでした。それで先月直接足を運んで機種や部品について詳しく説明して注文し直したのです。2条刈りの機種はメーカーがストレーナーカップをもう作っておらず、燃料コックごとの交換になりました。

  1条刈りの3台目はストレーナーカップの在庫があったのでカップだけを交換し、キャブレターを簡単に洗浄しただけで動いてくれました。初日は齋藤・川野両先輩と浅羽夫妻に春蚕さんの5人が手伝いに来てくれました。バインダーは2人使えればよさそうです。本当は2台目も2条刈りの機械を整備したかったのですが、空田丸にはソーラーシェアリングの柱が沢山立っていて、その周囲では小回りが利く1条刈りのバインダーが必要なのです。もう1台2条刈りのバインダーを整備した方が刈り取りが早いか、整備にかかる時間に1条刈りで刈った方が早いか迷いました。残りのバインダーは2年間使っていません。整備して動かなければ時間がかかるだけです。というわけで1条刈りで刈ることにしました。

  幸い1条刈りのバインダーの調子がよく、ほとんどミスなく刈ってくれました。2人で大馬力で刈ったおかげで、空田丸の外周部は初日に刈り終わりました。2日目は手伝ってくれたのが両先輩と春蚕さんと若林さんでした。朝は地域の草刈りもありましたが、刈ることができるのが上にモジュールが付いていないブロックだけだったので、夕方までに1人で刈り終わり、外周部の刈り残しなども刈り終わったので、もう1枚の田んぼに2条刈りバインダーを運んで刈り始めました。ただすぐに暗くなってしまい、そこで結束ミスが連続しました。結束部を開けて整備しなくてはなりませんが、暗くて良く見えません。諦めてそこまでで作業終了とし、早めに温泉に行って疲れを癒すことにしました。

  稲刈り用のバインダーは、結構重い機械です。特に1条刈りの機械は自分では曲がることができず、操作する人の腕の力で方向を変えてやらなくてはなりません。また2条刈りも刈り取りの抵抗が大きかったりすると、結束ミスが出たりします。うまく操作しているから結束ミスが出ないかどうかは定かでないのですが、つい押したり引いたり手助けしたくなります。曲がるときも大きくはレバーで操作できるのですが、小さな方向修正などは腕の力の方が間違いありません。ということで腕に負荷がかかり、上半身や腰のあちこちが痛くなるのです。ついでに前日雨が降ってしまい、田んぼがぬかるんでいます。歩くのに足の指に力がかかるようで、1日終わると足の指が麻痺しそうな痛さです。

  温泉につかると、そうした痛みがかなり和らぎます。そこでお酒をいただけば、残った痛みも忘れて良く寝られるという塩梅です。翌月曜日も休日でしたので、2枚目の田も全て刈り終わりました。火曜日の朝、齋藤先輩と2人で早起きし、朝飯前に刈り終わった稲束を掛け終わり、稲刈り第1弾は終了しました。今年は全部の田んぼに米を作っているので、あと3枚田んぼが残っていますし、空田丸も半分残っています。今週末に少しでも刈れればと思っていましたが、天気が悪くなるようです。多少濡れていても刈れないことはありませんが、一番登熟が進んでいる空田丸の残りは倒伏しているので、水分が強いとうまく刈れません。やることは沢山あるので、天気に応じて作業することとしましょう。(合原)

 暖かくなったり寒くなったりの塩田平です。ソーラーシェアリングの空田丸は先週末に太陽光パネルが無い外周部の稲刈りをしたかったのですが、時間的にそこまで手が回りませんでした。その代わり、先週急な雨でできなかった餅米の脱穀をしました。コンバイン袋に2袋弱。精米して40キロぐらいの収穫でした。面積から見ると少ない気がしますが、残りを刈ってみないと正確な収量はわかりません。これで餅米は終了なので脱穀機をちゃんと掃除する必要があり、他の作業までは手が回りませんでした。その代わり、大根の種を追加で蒔きました。結局野沢菜は蒔く余裕がなく、今年も作ることができなさそうです。今週はずっと出張だったので、農作業はお休みでした。天気が気になります。

  今週は東京ビッグサイトで開催された農業技術関係の展示会にソーラーシェアリングを出展していました。思ったより関心を持ってくださる方が多く、説明していたので他の展示をゆっくり見る余裕がなかったのがちょっと残念でした。農業系なので試食も沢山あったのですが、1つしか試食できませんでした。こっちも残念。でも多くの人にソーラーシェアリングを紹介できたので、その点は満足です。一つでも自然エネルギーに増えて欲しいものです。バイオマスや小水力など、他の自然エネルギー関連の出展も少10個ぐらいはありました。農水省が始めた農村での自然エネルギー関連の知識を集める事業などの展示もありました。農村への導入が今後少しは期待できるかもしれません。

  次の週末には稲刈りを進めたいと思っていますが、天気が心配です。それと稲刈機(バインダー)の整備が追いついていません。エンジンにガソリンを送る部品が古くなってガソリンが漏ってしまうのです。エンジンのトルクも出ないので、キャブレターもオーバーホールしなければなりません。3台ぐらい整備して一斉に刈ればすぐに終わってくれます。先週までは太陽光パネルの下はまだ稲刈りには早そうでしたが、この1週間でどうなっているかも楽しみです。一緒に刈ることができる方が効率的ですが、無理をすることはありません。登熟との相談です。太陽光パネルの下が倒伏を始めていたのも気になるところです。もともとお布団農法は倒伏しやすい農法です。原因が発電かもわかりません。

  先週は小豆や薩摩芋などの草刈りもしたのですが、草が多くて黒豆と落花生はほぼ全滅のようです。薩摩芋もほとんど成長していないという状態でした。幸い小豆はそれなりに収穫できそうです。稲刈りが優先ですが、畑の草も刈らねばなりません。田んぼの稗も抜き終わっていないので雨で稲刈りが難しい場合は田んぼと畑の草刈りをすることになりそうです。先週ハンマーナイフモアという能力の高い中古の草刈機を買ったので、畑の草退治が進みそうです。稲刈りが終わるまでは他のことをする余裕はあまりありません。今年は全部の田んぼに稲を作っているので稲刈りが結構な量あります。まずは稲刈りを全力で早く終わらせて、他の農作業ができるようにしなければなりません。(合原)

 塩田平のわが家の周りの田んぼでは、ほぼ稲刈が終わりました。わが家の田んぼはじめ、これから稲刈の田んぼもわずかですが残っています。この1週間は神戸の平井さんが福島でのボランティアの帰りに寄って手伝ってくれ、今日ようやく白菜とキャベツの苗を全部植え終わりました。合計約250本ですが、苗を買ってきてから半月かかってしまいました。プラグ苗なので本当は1週間ぐらいのうちには植えなくてはなりません。半分の苗は最初から息絶え絶えでしたが、元気だった苗も段々萎れてきてしまいます。それでも畑に植えて、アミノ酸の液肥をかけてやるとすぐに色が良くなってきます。残念ながら根切り虫に食べられて枯れてしまう苗も10本ほど出てしまい、植え直しました。

  食べられるのは根のちょっとの部分だけなのに、根が切れてしまうので全部枯れてしまいます。どうせなら根以外の葉っぱも食べてくれればと思うのですが、次々と新しい苗の根だけが食べられてしまいます。食べられた苗の周囲を掘って根切り虫を探すのですが、これが出てきたことがありません。大根の種も3畝程蒔き終わりました。本当はもう少し蒔きたいのですが、そろそろ場所がありません。大蒜を植える場所も必要ですし葉菜類も遅蒔きながら少し蒔きたいのです。冬前に育ってくれるかは今後の天候次第ですが、どうも毎年このパターンです。幸い雨が降ったので種蒔きには良い環境ですが、結局無駄になる可能性も高いわけです。もう少し余裕を持って計画しなければなりません。

  神戸に帰る平井さんのお土産にと薩摩芋を掘りに行きました。今年初めてですが、時期的には十分大きくなっているはずです。ところが掘っても細い芋しか出てきません。7月からずっと雑草に覆われていたせいのようです。もう少し早く雑草対策をするべきでした。これから草を刈れば大きくなってくれるのでしょうか。霜が降りるまで1カ月半ありますので、何とかなるかもしれません。今年は夏の雨でどの畑も草だらけです。ジャガイモと鶏小屋の畑の草をやっと片付けたところで、田んぼの稗もまだ残っています。例年ならこれから秋雨の季節で、また草が伸びます。雨の合間を縫って稲刈りもしなければなりません。優先順位としては田んぼの稗が先なので、薩摩芋まで手が回るかが問題です。

  火曜日に餅米の水分を測ってもらったら、16%前後でした。暑いぐらいの天気だし、夕方には保存に十分な水分に下がりそうです。水曜日は雨の予報でしたので、脱穀してしまえば一気に片付きます。稲刈で水を抜いたままでしたので、残った粳米に水を掛けようと思っていましたが、脱穀まで待ってもらいましょう。脱穀機を整備してさあ始めようとした途端、ボタッと大粒の雨、と思う間もなく凄い豪雨になりました。空は明るいのに。慌てて脱穀機にシートを掛け、屋内に避難しました。家の前の道があっという間に川のように。脱穀には30分もかからないはずだったので、残念です。でも脱穀途中で雨になるよりは全然マシでしたので、良しとしましょう。翌朝の水分は19.8%でした。

  お米の水分が1%下がるのに1日かかるので、4日天気が続いてくれないと脱穀できません。9月中に脱穀まで辿り着けた初めての年になるはずでしたが、残念ながら見果てぬ夢だったようです。粳米の稲刈りはもう少し先になりそうなので、少し水を掛けました。全体的には遅れを取り戻しつつありますが、雑草退治も残っています。今年は色々な人が手伝ってくれて、植え付けや雑草対策も例年以上にやったはずなんですが、天候が変わって例年以上に草が生えてしまいました。自然相手はなかなか難しいものです。それでも大根の芽が出てきました。種さえ蒔けば小さくても大根になります。葉菜類も小さくても食べられるようになるかもしれませんので、せっせと種まきに勤しみましょう。(合原)

 塩田平では先週木曜日から稲刈が始まりました。週末に台風直撃か、との予報だったので、その前に済ませようという人が稲を刈り始めたのです。週末の3連休には久々に沢山の人がお手伝いに来てくれました。先週まで行事続きで農業は1カ月以上開店休業状態でしたが、やっと手が空きました。土曜日は浅羽夫妻に手伝ってもらってジャガイモを掘りました。雨の予報でしたがほとんど降らず、トラクターに古い掘機を取り付けて最後の1畝以外は掘り終わりました。2カ月遅れですが、幸い傷んだ芋も少なく前週の分と合わせてコンテナ9杯とまあまあの収量でした。日曜日は母と妹が手伝いに来てくれて、餅米の稲刈をしました。9月中に他の人と一緒に稲刈をするなんて、初めてのことです。

  実は餅米は粳米より生育が早いので、周りの人は8月末に刈り終わっているのです。コシヒカリの田の端っこに1畝ぐらい作ったのですが、熟期が違うのでコシヒカリの登熟はまだまだです。田を乾かしてしまうと収量が減ってしまうので、1日水を抜くだけにして、機械が入らないので久しぶりに手刈りしました。それでも1日干しただけでかなり歩きやすくなっていて、2人で午前中いっぱいで刈り終わりました。刈った稲は隣の道路に上げ、母と妹に結んでもらって稲架掛けします。刈るよりも束にする方が大変で時間もかかります。全部結び終わって掛け終わったら4時過ぎでした。一息つくともう夕方です。明るいので農作業を進めたいのですが、一番遅れているのは秋冬野菜の植え付けです。

  昔先生に教えてもらった農作業の優先順位は、収穫、種蒔き、その他、の順です。これまでの作業が無駄にならないよう、まずは収穫。時期がずれると手間が何倍にもなって収量は減るので次は種蒔きというわけです。除草や施肥はその次です。冬が寒い塩田平では、冬場にできる作物はほとんどありません。長期貯蔵できる白菜と大根を年内に沢山作って保存しておき一冬の野菜にします。冬越しで作るのは他に玉葱と大蒜にわずかの葉菜です。種は買ってあったのですが、白菜と玉葱は8月中に蒔かないと間に合いません。玉葱は1万円分ぐらい買ったのですが残念ながらパーです。野沢菜と大根は9月上旬に蒔けば間に合う年もあります。中旬だとよっぽど秋が暖かくないと厳しいのです。

  しかし白菜と玉葱は苗を買えばまだ間に合います。大根はマルチ作りなら何とかできるかも。玉葱苗は10月ですが白菜はそろそろ厳しい。白菜と大根がないと冬に食べるものがありません。というわけで、農協のお店に白菜の苗がないか見に行きました。「今年はもう終わっちゃったね」。ガーン!やっぱり。ちょっと遠いけど、隣町とそのさらに隣の町のお店に電話してみます。隣町のお店に残っているそうです。やった。ただ実はこのお店では良い苗に出会ったことがあまりないのです。30分以上かかりますが車で買いに行きました。沢山あることはあったのですが、色が真っ白。白菜の苗とは思えません。お店に長く置き過ぎて土の養分が切れてしまい栄養失調なのです。外葉もみんな枯れています。

  老化苗というやつですね。ろくな生育は望めません。でも背に腹は代えられません。幸い別の品種の白菜の苗も少しありました。こちらはまあまあの苗です。ただ晩生種なので今から植えて間に合うかは天候次第です。キャベツの苗もありました。悩みましたが白菜は両方買うことにしました。どちらもちゃんと育つかわからないので、保険のためです。植え付けに倍の場所と時間がかかりますが、秋冬野菜は何も作っていないので場所はいくらでもあります。植え付けも200本ぐらいなら3日はかかりません。というわけで、翌月曜の祝日にパートナーと母と妹に白菜の植え付けをお願いしました。こちらは手伝いに来てくれた齋藤先輩、春蚕さん、若林さんと一緒に遅れている田んぼの稗抜きです。

  午前中は空田丸に行き、ソーラーシェアリング下の稗をほぼ抜き終わりました。ソーラーシェアリング以外が2割ほど残っていますが、午後は稗生え放題の池の田んぼに転戦です。こちらも7割ほど抜き終わりました。人数がいると違います。ありがとうございました。翌日から5時起きで白菜を植え大根の種を蒔き、白菜150本と大根1畝だけ終わりました。父が除草してくれていたので、すぐに植えることができたのです。大蒜も少し植えました。残りの白菜は別の畑に植える予定です。大根もこの5倍は蒔かねばなりませんが少し安心できる状況になりました。皆さんのおかげです。これからもう少し大根を蒔き、白菜を植え終わって葉菜が少し蒔ければ最高です。冬の野菜もなんとかなりそうです。(合原)

 暑い日もあるものの塩田平は秋の雰囲気です。周囲の田んぼでは稲の穂が垂れ、そろそろ稲刈りが始まりそうです。わが家の田んぼは、例によってスタートが早いところで2週間ほど遅れたことと、ソーラーシェアリングで温度が下がることなどがあり、周りの田んぼより生育がだいぶ遅れています。それでもソーラーシェアリングの空田丸はわが家の田んぼの中で一番生育が進み、少しずつ穂が垂れ始めています。水管理をしっかりやって漏水を防いだので、水温が高かったおかげのようです。ソーラーシェアリング・サミット前にせっせと稗を抜きましたが、半分以下しか抜けませんでした。残りのうち西側20メートルはソーラーシェアリングの外なので、若干収量が下がっても問題にはなりません。

  しかし種が落ちると来年また沢山稗の芽が出てしまうので、早く抜いてしまいたいところです。週末川野先輩に手伝ってもらって、午後4時間ほど稗を抜きました。それでやっと半分行ったかどうか。ソーラーシェアリングは残りの半分ぐらいなので、まずはそちらから抜いて少しでも収量を増やしたいところです。今年は除草だけでなく補植もあまりできなかったので、収量が心配です。ただ、天候不順で気温が低い日があったので、疎植の方が品質が上がる可能性もあります。周囲で登熟が進んでいますので、用水路への配水も先週末で終わってしまいました。排水路からポンプアップできるので、もう少し水を掛けられると思いますが、保証の限りではありません。少しでも登熟が進んで欲しいものです。

  田んぼの稗も気になるのですが、ジャガイモもほとんど掘っていません。8月の終わりにキャンプのボランティアをした際に、持っていく分を掘っただけです。毎日雨が降ってくれたおかげで、ジャガイモ畑は一面1メートル以上の雑草に覆われています。週末来てくれた齋藤/川野両先輩が手伝ってくれるというので、ジャガイモを収穫することにしました。今年新しい掘り機を中古で買ったのですが、わが家にトラクターとつなぐユニバーサルジョイントの合うものがありません。みんな短すぎるのです。最近長いものを切ってしまったのが失敗でした。ネットオークションで購入したのですが型が違って設置できません。諦めて手掘りすることにしましたが、自分が参加したのは半日だけでした。

  1日半の作業でコンテナ4箱以上掘ってくれました。お昼はふかした新ジャガです。美味しい。まだ半分も掘っていませんが、とにかく収穫できて安心しました。収量も心配したほどではなくそこそこの出来です。害虫に荒らされた昨年よりずっとましです。週明けは出張や会議で余裕がなかったのですが、鶏の餌10日分を作り、鶏小屋を少し修理しました。産卵箱の下の隙間に潜ってしまう鶏がいて困っていたので、入らないように柵も設置しました。最近卵を産む数が減っています。鶏も夏バテするのでそのせいかと思っていましたが、少し涼しくなってきても産卵数が増えません。産卵率7割は欲しいのですが、日によって6割のこともあります。待っていればまた沢山産むようになるのでしょうか。(合原)

 塩田平はすっかり秋です。週末の土曜日、ソーラーシェアリング・サミットが塩田平で開催されました。塩田平にはソーラーシェアリングの空田丸があるので、その実地見学もあるので塩田平での開催となったのです。困ったことに忙しくて田んぼは草ぼうぼうです。大量に稗が生えていますし、畦草も生い茂っています。その上先週までは稲が開花中でした。できれば田んぼに入りたくありません。畦草も開花時に刈ると、草の中にいた虫が稲に移って食害が激しくなると言われています。しかしあまりに稗が多いと、ソーラーシェアリングの評判が下がるかもしれません。それに畦草だらけでは見学にも差し支えます。畦草は直前に刈ればほぼ片付きますが、稗はサミットまでに抜き終わりません。

  畦草だらけと言っても、お布団農法でそれなりに抑草できています。ただ、見学者に一番目に入る、道路近くのモジュールの下にたくさん生い茂っています。せめてこれだけは抜いておかなければ。そう思って10日ほど前から稲が開花している田んぼで時間があれば稗を抜いていました。去年は減収を避けるためにもう少し積極的に草を抜いていました。その結果過去最高の収穫になってしまいました。ソーラーシェアリングより草の影響の方が大きかったということです。また昨年は工事の人が荒らしてしまったかなりの面積を補植しなければならなかったので、そのついでに除草もしました。今年は収量の心配がなさそうだと油断したのと、雑草が去年より少なかったので後回しになってしまいました。

  2つのブロックに稗がたくさん生えていて、8ブロックぐらいの稗は全部抜かないとかなり見栄えが悪くなります。モジュールがない道路側10メートルも稗だらけというわけにはいきません。つまり1500平米のうち600平米は全て抜かなくては。というわけで暇さえあれば稗を抜いていたのですが、たくさん生えているブロックは丸1日抜いてもブロック1つが終わりません。稗の株が大きく育っていて、10本以上の穂が出ているので、根を鎌で切らないと抜けないのです。それでもサミット前日の午前中、なんとか目標が達成できました。畦草はその夕方刈り始めましたが、仕事で会食の予定があり、時間切れで道路脇の草しか刈れませんでした。仕方ないのでサミット当日の朝早起きして刈りました。

  刈ったと言っても道路側1/3だけです。それでも道路沿いと合わせると100メートルはあります。田んぼの際と人が歩くところだけやっと刈りました。おかげさまでサミットには全国から80人以上が参加してくれました。見学会も良い天気で、たくさんの質問をいただきました。草もそれほど問題にならず、頑張った甲斐がありました。稗だけでなく、ツリガネソウも沢山抜きましたが、最後の方はもう間に合わないので、稗などの目立つ草だけ抜いていました。草を抜いていて感じたのが、生き物の豊かさです。普通の田んぼは農薬や除草剤を使っているので蛙もほとんどいません。うちの田んぼは蛙だけでなく、バッタや蜘蛛、水カマキリ、アメンボ、貝、沢蟹や、ナマズの稚魚などで一杯です。

  生き物たちを守っていくためには有機農業が普及しなければなりません。でも有機農業では収入の確保が大変です。そこをソーラーシェアリングなど、農家にお金が入ってくる仕組みを作ることができれば変わります。農地がお金を生み出してくれれば、そんなにあくせく作業しなくても有機農業を続けていくことができます。田舎の大自然の中で生活することができるようになります。普通の生活もカントリーサイドの方が良いと思いますが、特に子育ては都会よりも田舎の方が良い面が多いと思います。今は過疎で友達が少ないなどの問題もありますが、田舎暮らしがやりやすくなり、安定的な収入が得られるようになれば、田舎暮らしを選択する人が増え、子供も増えて解決するでしょう。(合原)